仮想通貨で利益を出す方法

仮想通貨取引の方法には大きく2つ種類があるの。
現物取引と証拠金取引というものよ。
現物取引に関しては販売所と取引所の２種類があって、証拠金取引にはFX、信用取引、先物取引の３種類があるから
全部で５種類の取引方法があると言えるかしら。

現物取引はね、実際に仮想通貨を所有（購入）して、価格の上昇分から利益を得る取引方法のことよ。
取引初心者の人はこの現物取引の方法を使うのがおすすめね。

現物取引の場合、たとえ購入した仮想通貨の価格が下落したとしても、購入した金額以上の被害金額になることはないの。
たとえば最悪の事態を想定して、5万円で購入したビットコインの価格がゼロになってしまったとするでしょ。
その場合、損失は5万円、すなわち取引の元手の金額が損失の最大価格ってこと。

どちらも仮想通貨取引所の中で利用できるんだけど、違いは取引相手よ。
販売所の場合、私たちは仮想通貨取引所の運営元と仮想通貨の取引を行うの。
一方取引所の場合、私たちの取引相手は他のユーザーになるのよ。

一般的に取引所のほうがスプレッド（手数料）が安く、同じタイミングでも販売所よりも安く購入することができるから、
個人的には取引所がおすすめよ。

証拠金取引は証拠金と呼ばれる元手を担保にすることで、元手以上の金額を取引できる方法（レバレッジ取引）よ。
ここが現物取引との大きな違いね。

FX、信用取引、先物取引の３種類があるわ。
簡単に説明するとFXは決済の期限なく、レバレッジをかけて取引を行うことのできる方法、
信用取引は証拠金を担保に業者から融資を受けて行う返済期限ありのレバレッジ取引、
先物取引は特定の期日に指定した金額で売買を行う方法よ。

確かにそうね。
でもその一方でレバレッジ倍率を高くすればするほど損失額が大きくなる可能性が高いの。
ハイリスクハイリターンなのが証拠金取引ね。

次はトレードの方法について説明するわ。

トレード方法は主に、当日?数週間の短期スパンで売買を行う短期売買（デイトレード・スイングトレード）と
購入した仮想通貨を長期にわたって保有する長期ホールド（バイアンドホールド）の２種類あるの。

短期売買のメリットとして、数日間といった短期間でも利益を上げることができる、ということかしらね。

そんなに人生簡単じゃないわよ平太さん。
短期トレードのデメリットとしてはトレードに費やさなくてはならない時間が多くなってしまうのと、精神的にかなりきついってことね。

仮想通貨のチャートは相場の変化がとても激しいから、
短期間でも暴騰したと思ったら暴落する、なんてこともしばしばあるのよ。
短期トレードだとそういった相場の動きをずっと追わなければいけないのって結構精神的に辛いのよ。

逆に長期ホールド（バイアンドホールド）の場合、一度仮想通貨を購入した後は
ほとんどトレードに時間を費やす必要もないし、短期売買に比べて精神的にもずっと楽な方法だと思うわ。

初心者には長期ホールドがおすすめね。

値動きの予想方法の代表的なものとして、「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」という方法があるの。

テクニカル分析というのはチャートの動きから価格を予想する方法のこと。
チャートの上昇下降から売買トレンドを読み解くトレンド系指標や、買われすぎ、売られすぎを判断するオシレーター系指標など、色々なものが存在するわ。

ファンダメンタルズ分析というのは仮想通貨に関連するニュースから価格を予想することよ。
例えば大きな取引所に上場したり、大手企業との提携、開発に関する情報、といったことかしら。
もちろんハッキングや不祥事などのネガティブなニュースも価格に影響することがあるわ。
各通貨の公式twitterもこまめにチェックしておいた方がいいわよ！

そうね。一般的には長期ホールドにはファンダメンタルズ分析、短期売買にはテクニカル分析が重視されることが多いわ。