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ブロックチェーン技術を活用したソーシャルメディアの運用・構築を行うALISと博報堂がトークンエコノミーにおける価値交換プロセス共同研究のための協議を開始しました。
トークンエコノミーとは?
トークンエコノミーとは簡単に説明すると”仮装通貨で作られる経済圏”という意味です。
現在の経済では法定通貨が商品やサービスの仲介役を担い、「法定通貨でいくら」という価値基準で交換が行われるのに対して、トークンエコノミーでは、必ずしも発行主体と生産者が分かれている必要がありません。
トークンは「代替紙幣」と訳される事からもわかるように「商品」を「代替紙幣」であるトークンで表すことができるのです。
価値の交換過程に国という通貨発行主体が必要ないことが、トークエコノミーの1つの形と言えます。
国内ブロックチェーン業界の健全な普及を目指す
今回の共同研究では、グラフ理論を軸としたネットワーク分析を用いて、仮装通貨のALISトークンを介した価値の交換を促す要因を分析するとのことです。
ALISのトークンエコノミーとは?
ALISは、ALISトークンを用いたSNSの運用を行うトークンエコノミーのひとつです。
投稿した記事が「いいね!」を獲得することや、他の記事に「いいね!」をすることでALISトークンを獲得することができます。
現在ALISは、正式サービス開始前のベータ版にも関わらず、日本で人気のあるトークンエコノミーとして有名です。
博報堂の分析サービス「トークンコミュニティ・アナライザー」
博報堂は、ブロックチェーン活用やトークンコミュニティ形成のビジネス開発を進める「博報堂ブロックチェーン・イニシアチブ」を立ち上げたとのことです。
同社は、統計的な手法で算出された独自指標を用いた分析サービスの「トークンコミュニティ・アナライザー」を開発・提供を行うとしています。
ALISの持つ貴重なデータと博報堂のコミュニティ分析のノウハウを共有することで、トークンエコノミーの成長要因を解明するとしています。
参考サイト:
”https://jp.cointelegraph.com/news/alis-and-hakuhodo-collaborate-on-token-economy”
”https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000027792.html”
”http://www.tottemoyasashiibitcoin.net/entry/2017/08/02/153157”