<この記事(ページ)は 3分で読めます>
TIPOは現在のE-commerceサービスには3つの問題点があると指摘しています。
そして、TIPOが運営するブロックチェーンを用いたE-commerceサービスは、出店費用の削減などのメリットを生かしその問題を解決すると考えているようです。支払はTIPOの発行するトークンで行われます。
E-commerceサービスが持つ問題点とは一体何なのでしょうか、そしてブロックチェーンを用いたE-commerceの魅力を見て行きましょう。
E-commerceの持つ3つの問題点
E-commerceには、以下の3つの問題点があるとTIPOは考えているようです。
1. 出店者と顧客の両者にとって魅力的なサービスが多く存在すのにも関わらず一部のプラットフォームに取引が集中している点
2. 年々E-commerceの売り上げは伸びているものの、市場が本来持っているポテンシャルほどは市場のシェアが伸びていない点
3. 最適でないビジネスモデルと在庫管理の仕方によって、時間とお金を無駄にしている点
TIPOが提供するE-commerceサービスの魅力
TIPOが提供するE-commerceでは、すべてのステークホルダーがメリットを享受できると考えられます。
まず出店者は出店にかかる費用を大幅に減少させることができます。
顧客は出店者に対して値段の交渉をすることが可能になり、また何度も利用することでトークンを得られ、かつ偽装品がマーケットに流通する可能性が軽減します。
商品の輸送の面においてもメリットがあり、偽造注文の可能性の低減や商品到着の日時を正確に決定することが可能になるようです。
さらに、TIPOが提供するサービスは支払いの面でも更なる利便性があり、24時間、休日であっても即座に支払いが完了できるようになるようです。
ブロックチェーンを用いてE-commerceサービスを提供する真の意味
多くの方が「これらのサービスってブロックチェーンを用いないと実現できないの」と思われたと思います。
実際、これらのメリットを達成する為に必ずしもブロックチェーンを用いる必要はありません。
しかし、ブロックチェーンが持つ改ざんがかなり困難であるという特徴はE-commerceと相性がいいように思われ、支払いが正確に即日に行われることは出店者に大きなメリットがあると考えられます。
今後もE-commerceによるブロックチェーンを用いたサービスは増加するのではないでしょうか。
それとともに、仮想通貨の価格の上昇が期待できそうですね。
参考サイト
“https://cointelegraph.com/news/blockchain-based-e-commerce-platform-to-help-merchants-open-shops-without-startup-capital”