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日本のインターネットサービス大手のGMOインターネットは、ブロックチェーンを技術面でのメインの武器として活用する新しいインターネットバンキング事業を開始したと、7月17日に発表しました。
このプロジェクトは、今月17日に開業した、ブロックチェーンやAIなど新しい技術を活用して生まれた、「GMOあおぞらネット銀行」におけるものです。
最先端のIT技術を駆使した事業展開
同銀行のコンセプトおよびビジョンは以下の通りです。
・ EC事業者のお客様に対し、生産性向上につながる銀行サービスの提供
・ 個人のお客様に対し、GMOクリック証券株式会社と連携し、銀証連携サービスの提供
・ IT技術を駆使し、低価格のサービスの提供
また、サービスの最も大きな特徴として、「バーチャル口座」が挙げられます。
「バーチャル口座」とは、口座内で生活費や教育費、貯蓄、お小遣いなど、用途別に最大10口座まで使い分けすることができるサービスです。
このようなサービスは今までに他行でも行われていましたが、サービスの無料提供を行った点に、新規性があります。
このバーチャル口座は個人向け・法人向け共に開設することができます。
GMOインターネットは、仮想通貨取引所である子会社のGMOコインも運営しており、GMOコインの社員に給与の一部をビットコインで授与するという試みも採用しているようです。
以上のことからも、ブロックチェーン技術を活用するというGMOの決定は、仮想通貨とブロックチェーン分野における先行投資に沿ったものとなっていることがわかります。
ブロックチェーンをネットバンキングに利用するという新しい事業を始めたGMOインターネット。
GMOコインと合わせて、今後の動向に注目していきたいですね。
参考サイト
“https://cointelegraph.com/news/japan-s-gmo-internet-to-use-blockchain-in-its-new-online-banking-business”
“https://gmo-aozora.com/news/2018/20180717-01.html”