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やさしい仮想通貨チャート分析ビットコイン(BTC)2019.05.07

<この記事(ページ)は 4分で読めます>

チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。

5月7日現在、ビットコインの価格は64万円台で推移しています。令和時代の幕開けと共に上昇を見せているビットコイン相場。レジスタンスラインに注目してトレードの機会をうかがうのが良いでしょう。

TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。

①日足で全体を俯瞰する

5月7日10時現在 BTC/JPY 日足

2019年に入ってからのBTC/JPYの日足チャートです。
1月はダウントレンド、2月はアップトレンドが継続したものの24日の急落によりトレンドが終了していることが分かります。
そして3月から現在にかけて価格は上昇しており、安値と高値が切りあがっていくアップトレンドであることが分かります。また5月初めに価格が高騰していることから、時代が令和となった日本に何か関連があるものと考えられます。

この値動きをより細かく分析するために、この日足チャートに移動平均線を引いてみましょう。

②移動平均線を引いてみる

5月7日10時現在 BTC/JPY 日足

先ほどの日足チャートに移動平均線を3本引いてみました。

①5日移動平均線(黄色、短期)
②25日移動平均線(水色、中期)
③75日移動平均線(紫色、長期)

それぞれが、短期、中期及び長期を表す移動平均線となっています。

4月初旬の急騰後、一度安値をつけ再度上昇し、さらに切りあがった安値をつけて現在は直近高値を更新するか、というところです。
移動平均線を見ると、急騰により3本の順番が乱れなく並びました。4月28日から30日にかけて一時的に5日移動平均線が25日移動平均線を下抜けましたが、再度上抜けることで並びに変化はありません。5月3日、4日につけた上髭を更新することも考えられます。
以上のことから現在も価格高騰の可能性があります。

③4時間足で見る

5月7日10時現在 BTC/JPY 4時間足

これがBTC/JPYの日足チャートを4時間足に落としたものです。

4月26日の急落後価格はほぼ横ばいでしたが、30日の午後からの上昇に伴い、25日移動平均線及び75日移動平均線を上抜ける強いゴールデンクロスが出現しました。その後価格はほぼ安値圏を作ることなく上昇し、5月3日17:00時足で一時約64万5千円を記録。
その後、この約64万5千円が高値圏を形成し、レンジ相場となっていることが分かります。

④サポートラインとレジスタンスラインを引いてみる

5月7日10時現在 BTC/JPY 4時間足

4時間足のチャートにサポートラインとレジスタンスラインを引いてみました。サポートラインは2回安値を付けた61万5千円付近に、レジスタンスラインはほぼ同値の上髭をつけている64万5千円付近に引きました。

このようにしてみると現在はレンジ相場になっており、レジスタンスラインに向かっていることが分かります。

そこで今後の値動きは以下の3通りであると推測できます。
①レジスタンスラインを上抜けて、更なる上昇を引き起こす。
②レジスタンスラインで反発して、レンジ相場に移行する。
③レジスタンスラインで強く反発して、一時的に急落する。

上記の3通りを視野に入れて冷静にトレードするのが最適でしょう。

まとめ

新時代「令和」が幕を開けた日本、それとほぼ同時期にビットコイン価格は上昇しました。現在は64万円台後半を推移しています。今回のレジスタンスラインが上手く作用するのか、はたまた上抜けるのか見極めることが重要でしょう。
皆さんも、今回ご紹介したような手法を使って、チャートを分析してみてください。

※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。

記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。

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