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やさしい仮想通貨チャート分析ビットコイン(BTC)2019.07.09

<この記事(ページ)は 4分で読めます>

チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。

2019年7月9日現在、ビットコイン(BTC)は134万円台で推移しています。先週2日の下落以降、価格は約105万円で反発して再び騰貴し始めました。意識されるラインを冷静に判断してトレードしましょう。

TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。

①日足で全体を俯瞰する

7月9日10時現在 BTC/JPY 日足

2019年6月から7月9日現在までのBTC/JPY日足チャートです。6月5日頃から上昇し始め、そのまま一時150万円となりました。先週のチャート分析以降、描画していたサポートラインを下抜け、一時的に105万円台まで下落しました。
その後反発して現在は134万円前半で推移しています。

この値動きをより細かく分析するために、この日足チャートに移動平均線を引いてみましょう。

②移動平均線を引いてみる

7月9日10時現在 BTC/JPY 日足

先ほどの日足チャートに移動平均線を3本引いてみました。

①5日移動平均線(黄色、短期)
②25日移動平均線(水色、中期)
③75日移動平均線(紫色、長期)

それぞれが、短期、中期及び長期を表す移動平均線となっています。
7月2日までの下落により下向きだった5日移動平均線はデッドクロスを引き起こすことなく上向きに転換しました。
現在は上昇が期待される順序で3本の移動平均線が並んでいます。

③4時間足で見る

7月9日10時現在 BTC/JPY 4時間足

日足から4時間足に落としたBTC/JPYチャートです。4時間足で再度チャートを見ると、2日の下落以降、ビットコインの価格は減衰していくレンジ相場だったことが分かります。
8日17:00時足で直近の高値に迫ると、多少の反発はあったもののそのまま上抜けて上昇しています。
現在は6月27日に記録した150万円超えに向かっていると考えられます。

④レジスタンスラインを引いてみる

7月9日10時現在 BTC/JPY 4時間足

先程の4時間足チャートにレジスタンスラインを2本引いてみました。1本目は直近の足の高値となっている約134万円に、2本目は1本目を上抜けた場合のレジスタンスラインとして約150万円にそれぞれ引きました。また約150万円からの下落と騰貴に合わせたトレンドラインを薄茶色で2本引きました。

まずはトレンドラインから8日の上昇を考察してみます。画像を見ると減衰していくような三角保ち合いが出現していることが分かります。そして2本のラインが非常に近くなったタイミングで、上のトレンドラインをブレイクし、同時に三角保ち合い中の高値を更新しました。
このことから三角をブレイクする方向に価格は動くと考えられます。

次にレジスタンスラインですが、1本目のラインを超えた場合には150万円まで目立ったラインが無いために、大きな反発を引き起こすことなく150万円付近まで騰貴していくと考えられます。
あるいは1本目のレジスタンスラインでサポレジ転換を挟んでから150万円という可能性もあります。

まとめ

150万円突破に向けて動き出したビットコイン。ここを抜けると更に大きく値を上げる可能性があります。まずは2本のレジスタンスラインを意識してチャートを分析してみましょう。

※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。

記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。

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