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チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。
2019年7月23日現在、ビットコイン(BTC)は110万円台で推移しています。先週のチャート分析以降、一時98万円まで値を下げましたが反発しレンジ相場となっています。
TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。
①日足で全体を俯瞰する
2019年6月から7月23日現在までの日足チャートです。6月26日に約150万円を記録し、その2週間後再度140万円程まで上昇しました。しかし高値を更新することがなくレンジ相場へと移行していることが分かります。また7月17日には一時98万円まで値を下げました。
そして現在は約110万円で推移しています。
この値動きをより細かく分析するために、この日足チャートに移動平均線を引いてみましょう。
②移動平均線を引いてみる
先ほどの日足チャートに移動平均線を3本引いてみました。
①5日移動平均線(黄色、短期)
②25日移動平均線(水色、中期)
③75日移動平均線(紫色、長期)
それぞれが、短期、中期及び長期を表す移動平均線となっています。
7月13日からの陰線により5日移動平均線が25日移動平均線を下抜けるデッドクロスが出現しています。その後は17日に75日移動平均線に対して反発するようにして価格が上昇していることが分かります。
また3本の移動平均線の並び順に注目すると、上側から中期、短期、長期となっています。これは今までの短期、中期、長期という並びに比較して上昇傾向が弱いことを示しています。
③4時間足で見る
日足から4時間足に落としたBTC/JPYチャートです。4時間足で再度チャートを見ると、先週のチャート分析後、24時間以内に描画していたレジスタンスラインをサポートラインを下抜けました。そして17日に約98万円を記録し、その後大きく反発し19日からは横ばいに推移していることが分かります。
④サポートラインとレジスタンスラインを引いてみる
先程の4時間足チャートにサポートラインを2本とレジスタンスラインを1本引いてみました。サポートラインは直近の意識される価格帯である約108万円に、そして2本目は17日に記録した安値圏である約98万円に引きました。またレジスタンスラインはサポレジ転換して意識されている約120万円に引きました。
3本を見てみるとおおよそ10万円に幅で等間隔のように見えます。直近では108万円のサポートラインを下抜けるのか反発するのかに注目するべきでしょう。
反発した場合にはレジスタンスラインまでの価格幅で小さなレンジ相場が、下抜けた後98万円のサポートラインで反発した場合にはレジスタンスラインまでの約20万円の幅でレンジ相場が継続していくと分析することができます。
また98万円のサポートラインを下抜けてしまった場合、80万円台まで値を下げる可能性もあります。
まとめ
アップトレンドが落ち着きレンジ相場へと移行したビットコイン。長期的に考えると上目線となりますが、短期的には再度値を下げる可能性があります。
皆さんも、今回ご紹介したような手法を使って、チャートを分析してみてください。
※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。
記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。