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チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。
2019年7月30日現在、ビットコイン(BTC)は103万円台で推移しています。レンジ相場とも言い難い値動きで横ばいを貫いています。上昇に転じるようなニュースが報道されない限り、今後はレンジ相場もしくはダウントレンドとなってしまうでしょう。
TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。
①日足で全体を俯瞰する
2019年6月から7月30日現在までの日足チャートです。6月26日以降、150万円に迫るような値動きは7月9日、10日を除いてありません。そして現在はほぼ横ばい、約103万円で推移しています。
この値動きをより細かく分析するために、この日足チャートに移動平均線を引いてみましょう。
②移動平均線を引いてみる
先ほどの日足チャートに移動平均線を3本引いてみました。
①5日移動平均線(黄色、短期)
②25日移動平均線(水色、中期)
③75日移動平均線(紫色、長期)
それぞれが、短期、中期及び長期を表す移動平均線となっています。
先週のチャート分析以降、5日移動平均線が75日移動平均線を下抜けるデッドクロスが出現しました。これにより今後も値を下げる可能性が大きくなっていきます。
また仮想通貨全体でポジティブなニュースが無いため、ファンダメンタル的にもここから上昇していくことは考えにくいと思われます。
③4時間足で見る
日足から4時間足に落としたBTC/JPYチャートです。4時間足で再度チャートを見ると、先週のチャート分析以降、価格は大きく上昇することなく下落の一途をたどっています。27日17:00足で6万円程の急落が起こっても、反発することなく横ばいとなっています。
④サポートラインとレジスタンスラインを引いてみる
先程の4時間足チャートにサポートラインを1本、レジスタンスラインを2本引いてみました。サポートラインは29日の長い下ヒゲと17日の安値圏で意識されている約99万円に、現在の価格に近いレジスタンスレインは何度か反発している約110万円に、そしてその先のレジスタンスラインは16日と20日の高値付近である約120万円にそれぞれ引きました。
現在の値動きがレンジ相場とも言い難いですが、横ばいです。そのためまずはサポートラインとレジスタンスラインを確認してレンジ相場に備えることが良策でしょう。
まとめ
遂に関東地方が梅雨明けするも、以前に増してぐずついているビットコイン。ポジティブなニュースが報道されない限り、この先再び上昇していくのは困難であるとみられます。まずはレンジ相場となることを意識してチャートを分析してみてください。
※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。
記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。