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チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。
2019年8月29日現在、ビットコイン(BTC)は102万円台で推移しています。
日足で見ると、8月に入ってからいったん価格を上げたものの、現在はダウントレンド気味のレンジです。4時間足でもレンジを下に抜けたように見えます。100万円を下に抜けるかに注意しながらショート目線で行くとよいでしょう。
TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。
① 日足で全体を俯瞰する
8月29日13時現在 BTC/JPY 日足
2019年6月から8月29日現在までの日足チャートです。
前回のチャート分析では、100万付近まで価格が落ちた場合は、レンジになる可能性が高いと予想しており、その通りになりました。また、100万円のラインを下抜けた場合にはダウントレンドになる可能性が高いです。
② 移動平均線を引いてみる
8月29日13時現在 BTC/JPY 日足
先ほどの日足チャートに移動平均線を3本引いてみました。
①5日移動平均線(黄色、短期)
② 25日移動平均線(水色、中期)
③ 75日移動平均線(紫色、長期)
それぞれが、短期、中期及び長期を表す移動平均線となっています。
8月8日からの下落に伴い、8月16日あたりで5日移動平均線が75日移動平均線を下抜けるデッドクロスが出現し、その後も価格が下がっています。100万円を下回ったときはダウントレンドに移行しそうです。
③ 4時間足で見る
8月29日13時現在 BTC/JPY 4時間足
日足から4時間足に落としたBTC/JPYチャートです。4時間足で再度チャートを見ると、
100万付近を下限とするレンジであることがわかります。8月29日の下落でレンジが下に抜けたようにも見えます。
④ サポートラインとトレンドラインを引いてみる
8月29日13時現在 BTC/JPY 4時間足
先程の4時間足のチャートにサポートライン(青い線)を引きました。サポートラインは8月15日以降に何度も価格が跳ね返っている(赤い丸の部分)104万のラインです。
8月29日早朝の下落でそのサポートラインを下に抜けたので大きく下落することが予想されますが、102万ラインのサポレジ転換や100万円ちょうどを下回るのを確認してからショートで入るのがよさそうです。
まとめ
現在、日足、4時間足ともにレンジですが、価格が下がっておりダウントレンドに移行しそうです。だましに注意しながら、104万ラインのサポレジ転換や100万円を下回るのを確認してからショートでエントリーするのが堅実です。
※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。
記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。