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チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。
2019年10月2日現在、ビットコイン(BTC)は三角レンジを下に抜け、90万円前後を推移しています。
価格が暴落した後は、レンジを形成しているのでブレイクを待ってエントリーするのが良いでしょう。
TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。
① 日足で全体を俯瞰する
10月2日11時現在 BTC/JPY 日足
前回のチャート分析の日足と同様のラインを引きました。9月25日に、7月から長らくサポートラインとして機能していた100万円のラインを下回りダウントレンド気味であることがわかります。
その後、90万円付近でレンジを形成しています。
この値動きをより細かく分析するために、この日足チャートに移動平均線を引いてみましょう。
② 移動平均線を引いてみる
10月2日 11時現在 BTC/JPY 日足
先ほどの日足チャートに移動平均線を3本引いてみました。
①5日移動平均線(黄色、短期)
②25日移動平均線(水色、中期)
③75日移動平均線(紫色、長期)
それぞれが、短期、中期及び長期を表す移動平均線となっています。
前回のチャート分析では、9月21日にはデッドクロスが出現し、価格が下がる可能性が高いと予想しており、その通りになりました。
暴落以降は、移動平均線がいずれも下向きであり、ダウントレンドへの転換が予想されます。
③ 4時間足でみる
10月2日 11時現在 BTC/JPY 4時間足
日足から4時間足に落としたBTC/JPYチャートです。9月25日に日付が変わり一気に価格が暴落したことがわかります。その後、レンジを形成し、10月1日にはゴールデンクロスが出現しています。
④ サポートラインとレジスタンスラインを引いてみる
10月2日 11時現在 BTC/JPY 4時間足
4時間足のレンジをわかりやすくするために、レンジの下限(約83万円)と上限(92万円)に線を引きました。
日足では、ダウントレンド気味で、4時間足ではゴールデンクロスが出現しているため、レンジが上と下のどちらに抜けるかは互角といったところです。レンジブレイクを待ってトレンドを見極めるのが堅実な選択でしょう。
まとめ
9月の終わりに、長らく続いた100万円台が終わりを告げました。
10月2日現在は、価格は横ばいで、上と下どちらに抜けるかは五分五分といえます。
レンジブレイクを待って慎重に行きましょう。
皆さんも、今回ご紹介したような手法を使って、チャートを分析してみてください。
※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。
記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。