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チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。
2019年11月26日現在、ビットコイン(BTC)は77万円台後半で推移しています。この1週間で10万円以上の値動きがありました。値幅が大きい時ほど慎重にトレードをしましょう。
まずは直近の安値と高値を目印にするのが良いでしょう。
TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。
①日足で全体を俯瞰する
2019年5月から11月26日現在までのBTC/JPY日足チャートです。前回のチャート分析でお伝えしたサポートライン2本は21日、22日で簡単に下抜けました。
下抜けた後もさらに値を下げ一時71万円台を記録しています。
現在は75万円前後で反発し、78万円に乗るかといった状況です。
また5月からの長期チャートをよく見ると7月に約150万円を記録して以来、レンジからダウントレンドへと移行している様子が分かります。
このことから今後の日足レベルにおける値動きは下方向あるいはレンジである可能性が高いです。
この値動きをより細かく分析するために、この日足チャートに移動平均線を引いてみましょう。
②移動平均線を引いてみる
先ほどの日足チャートに移動平均線を3本引いてみました。
①5日移動平均線(黄色、短期)
②25日移動平均線(水色、中期)
③75日移動平均線(紫色、長期)
それぞれが、短期、中期及び長期を表す移動平均線となっています。
移動平均線を用いて先程のチャートを見ると、11月中旬に値を下げてから現在も継続して値を下げており、5日移動平均線の25日、75日移動平均線からの乖離が大きくなっています。
移動平均線のみを使用してチャートを分析するのであれば、今後も下落していくことが予想できます。
③4時間足で見る
日足から4時間足に落としたBTC/JPYチャートです。4時間足で再度チャートを見ると、22日までは大きく反発することなく下落しています。
また22日で一度長い下ヒゲをつけると一度横ばいになり、25日に再び下落していることが分かります。
そして25日の安値が22日の安値より下がっていることからダウントレンドが綺麗に出てることも分かります。
④サポートラインとレジスタンスラインを引いてみる
先程の4時間足チャートにサポートラインとレジスタンスラインを引いてみました。サポートラインは25日に反発した約72万円に、レジスタンスラインは22日から現在にかけての高値約80万円にそれぞれ引きました。
もしこの後レンジを挟む場合、この2本の間で値動きすることが考えられます。その際には2本のライン付近で売買をするのが良いでしょう。
日足チャートでダウントレンドが出ていることを考えるのであれば、サポートラインを割った辺りでショートするのが良策でしょう。
まとめ
11月に入ってから30万円程値を下げているビットコイン。中国の取引所BISSの閉鎖やその他のニュースにも大きく影響されているように見えます。
まずはサポートラインに注目してトレードしてみましょう。
※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。
記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。