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やさしい仮想通貨チャート分析ビットコイン(BTC)2019.12.17

<この記事(ページ)は 4分で読めます>

チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。

2019年12月17日現在、ビットコイン(BTC)は75万円台前半で推移しています。11月下旬に形成した逆三尊のラインが今もなお強く効的に作用しています。逆三尊の最安値である72万円が次の目安となりそうです。

TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。

①日足で全体を俯瞰する

12月17日10時現在 BTC/JPY 日足

2019年5月から12月17日現在までのBTC/JPY日足チャートです。前回のチャート分析でお伝えしたサポートラインが効力を発揮しています。

約80万円のサポートラインを先週10日に下抜けると、12日にはその下の77万円のサポートラインで反発。そして反発したビットコインは、10日に下抜けたサポートラインをレジスタンスラインとみなして再度下方向に反発しました。

16日には再度77万円のサポートラインに挑戦すると見事に下抜けました。

現在は11月下旬に形成した逆三尊の頭、約75万円で推移しています。

この値動きをより細かく分析するために、この日足チャートに移動平均線を引いてみましょう。

②移動平均線を引いてみる

12月17日 10時現在 BTC/JPY 日足

先ほどの日足チャートに移動平均線を3本引いてみました。

①5日移動平均線(黄色、短期)
②25日移動平均線(水色、中期)
③75日移動平均線(紫色、長期)

それぞれが、短期、中期及び長期を表す移動平均線となっています。

移動平均線を用いて直近1週間の値動きを確認すると、先週のチャート分析でゴールデンクロスが出現するかといった状況でしたが叶いませんでした。

そして中期の25日移動平均線に沿うようにしてロウソク足が形成されていることが分かります。

③4時間足で見る

12月17日10時現在 BTC/JPY 4時間足

日足から4時間足に落としたBTC/JPYチャートです。4時間足で再度チャートを見ると、12月に入ってから16日まではほぼ横ばいでした。

しかし本日17日に長らく効いていたサポートラインを下抜けました。

4時間足で確認した場合、現在は画像左にある11月下旬の逆三尊肩の下ヒゲで値が動いているように見ることができます。

今後は逆三尊の頭に向かって行くことが考えられます。

④サポートラインとレジスタンスラインを引いてみる

12月17日10時現在 BTC/JPY 4時間足

先程の4時間足チャートにサポートライン2本とレジスタンスラインを引いてみました。

サポートラインは直近の目安として逆三尊の肩の下ヒゲ付近である約75万円に1本目、頭の安値圏である約72万円に2本目を引きました。

またレジスタンスラインは逆三尊の肩の実体、そして12月に入ってから長く注目されている安値である約77万円に引きました。

今後の値動き予想ですが、現在攻防が繰り広げられている約75万円のラインを下抜けることでその下の72万円付近まで下落していくのが1つ。

2つ目は約75万円のラインを下抜けることができずに再度77万円のラインまで値が戻るケースです。

1つ目のケースの場合には下抜けたことを確認してからショート。

2つ目のケースの場合には反発が確認出来てからロング、77万円で更に下方向に戻るようであればそこからショートというレンジ相場でのトレード手法が効果的でしょう。

まとめ

12月も残り半分。ビットコインは半月の間破ることができなかった77万円のラインを下抜けました。このまま下落の一途をたどってしまうのでしょうか。
皆さんも、今回ご紹介したような手法を使って、チャートを分析してみてください。

※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。

記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。

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