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仮想通貨取引が禁止されている中国で、今月11月中合計5つの取引所が閉鎖されたことをブルームバーグが報じました。
中国の仮想通貨取引所が相次いで閉鎖
2019年11月だけで、中国で5つの仮想通貨取引所が業務を停止またはサービスの提供を停止しました。
もともと中国では仮想通貨取引やマイニングなどが禁止されていました。それでもOTC取引(店頭取引)での個人間の仮想通貨売買が行われていましたが、そういったサービスを提供していた取引所も規制の対象になったようです。
中国政府は、ブロックチェーン事業を強化する方針ですが、その一方で仮想通貨取引所の規制は強めています。
ビットコインへの影響
中国での仮想通貨の規制強化を受けてのビットコインの相場を見ていきます。
11月の2週目あたりから価格暴落しているのがわかります。
この下落と、
・11月13日に世界最大手の中国の仮想通貨取引所BinanceのWeibo(中国版twitter)が停止したこと
・その後Binanceの上海オフィスが、警察立ち入られ閉鎖したといううわさが流れたこと(上海オフィスは存在しないとBinanceは否定)
・取り締まり強化で5つの取引所が閉鎖されたこと
は関係があると見るのが自然でしょう。
まとめ
中国政府はブロックチェーン技術の普及を目指す反面、仮想通貨取引所の規制を強めています。
11月だけで5つの取引所が閉鎖され、その結果ビットコインの価格も下がっています。