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「ビットコインどこまで上がる?」という話はよく聞きますが、それ以外の仮想通貨の話って聞かないですよね。
“イオス”がどこまで上がる気になりませんか。
イオス(EOS)は史上最長となる約1年間のICO、史上最高額約3500億円の資金調達に成功した仮想通貨です。
開発プラットフォームの提供をしていることから、よくイーサリアムと比べられますが、イーサリアムよりも更に企業が開発することを意識した仕様となっています。
<イオス(EOS)のここがすごい>
・時価総額ランキング第5位
・取引手数料が0円
イーサリアムは銀行よりは安いものの、手数料が発生します。
EOSを利用すれば、開発企業はよりコストを削減できます。
・処理速度が超高速
なんとクレジットカードのVISAよりも早く、イーサリアムやビットコインと比べると数十万倍の速度を持ちます。
なんと現在の価格から10倍上昇?
優れた技術を持ち、注目を集めるイオス。
なんと現在の価格から10倍以上の上昇を予測する人も・・・。
(2018年7月時点のレートで1EOS=約890円)
イオスの今後の価格を大胆予想してみました。
2018年 イオス大胆予想 3選
注目される仮想通貨イオス(EOS)の価格予想をご紹介します。
予想1:2018年末に1,070円(栗原宏平)
栗原宏平は 2018 年末までに 1,070 円まで上昇すると予想しています。
栗原氏はアメリカに拠点を置くNPO団体は政府ブロックチェーン協会 (GBA)の東京⽀部⻑です。また、仮想通貨市場への参入を早期に行うことを目的とした CollaboGate の共同設立者でもあります。
予想2:2018年末に2030円(Fred Schebesta)
Fred Schebesta(フレッド・シェベスタ)は 2018 年末までに 2,030 円まで上昇すると予測しています。
イオスは素晴らしい。素晴らしいアイデアだが、まずは結果を見る必要があります。
イオスは約束したプラットフォームとネットワークを提供してくれるのでしょうか?
それは時間が教えてくれるでしょう。
フレッド氏は仮想通貨の予測サイト finder.com の共同開発者の1人です。受賞歴のある起業家であり、執筆活動の他に、メンター、国際講演なども行っています。
予想3:2019年4月には2,640円、2023年までには9,350 円まで上昇(WalletInvestor)
Wallet Investor は 2019 年までに 2,640 円まで上昇し、2023 年までに 9,350 円まで上昇すると予想しています。
Wallet Investor は仮想通貨に関する膨大な情報をもとに詳細なソートオプションを使用して5年後までの価格予想チャートを作成しています。
様々な上昇予測の集まるEOS。今後を期待させるニュースとは?
EOSを巡っての様々な上昇予想。今後の価格上昇を期待させるニュースをご紹介します。
中国の仮想通貨格付けで2ヶ月連続1位
なんと中国政府が毎月出している仮想通貨格付けでEOS(イオス)が2ヶ月連続の1位となりました。
この格付けは、中国産業情報技術省直属の中国電子情報産業発展研究院(CCID)が毎月分析しているものです。
これは、技術面から見た仮想通貨の格付けランキングとなっており、「基本技術力」「適用範囲」「イノベーション」の3つの基準で評価されています。
EOSは基本技術力でダントツの101点をマークし、前回王者イーサリアムを21ポイントの差をつけて下しています。(ちなみにビットコインは16位)
EOSの高い技術力に、中国政府も期待していることが窺えますね。
イオス(EOS)は香港に拠点をスタートアップ企業
とはいうものの、1位のイオスの開発を行う「Block.one」は、香港に本社を置くスタートアップ企業、また3位のネオ(NEO)は、中国版イーサリアムと呼ばれることもある「Onchain」という中国企業が生み出した仮想通貨です。
第3回目から登場したGXChainも中国の企業となっています。
今回の格付けは技術面のみの評価であり、このように順位の裏付けには少し疑念が残る部分もあります。
あくまで投資の際の1つの参考にとどめておく方が良さそうです。
大型アップデートが完了したイオスの将来性は?
仮想通貨EOS(イオス)、今までのイーサリアムベースのブロックチェーンからメインネットとなる独自チェーンへの移行しました。
このリリースはEOSの
・超高速な処理速度
・手数料無料化
を可能にするための、超重要なアップデートです。
しかし、メインネット立ち上げ直前に致命的なバグが見つかるなど、雲行きが怪しくなっています。
メインネット立ち上げ後も混乱続く
イオスのメインネットは最終的に6月10日に立ち上げられましたが、依然としてうまく機能していないようです。
その原因はイオスの承認方法にあるようです。
イオスの承認方法はDPoSと呼ばれ 、投票により選ばれたコンピュータでなければ取引の承認を行えないようになっています。
メインネット立ち上げ後、イオスのプラットフォームが動くには、1.5億EOS(EOSの発行枚数は10億枚)がこの投票に参加することが必要な条件でした。
しかしながら、メインネット立ち上げ後から3日経っても6,200万EOSしか投票に参加しておらず、これは必要な投票量の40%にしか達していませんでした。
(現在は投票額に達し、プラットフォームは稼働しているようです。)
今後のイオスはどうなる?
大型アップデートを終えたばかりのEOS(イオス)。
上記のようなことがあることから、状況が落ち着くまでは慎重な判断が求められそうです。
このような情報を知っていれば、アップデートの言葉に浮き足立つことなく、その後の動向まで見てから判断することが出来ますね。
イオスは DPoS プロセスを用いて新なチャレンジをしています。しかし、それはまだ市場では知られていません。
分散化アプリケーションを用いる AppStore にとって代わる物と期待されています。
開発が進み、現在のビジネスモデルに影響を及ぼすようになると、イオスは今後、広範囲なネットワーク、Ethereum またはその他のコア技術 を克服するための代替ポジションを持つことになるでしょう。