<この記事(ページ)は 4分で読めます>
時価総額第3位の仮想通貨として人気のある仮想通貨リップル(Ripple/XRP)。
画期的な国際送金システムを持つリップルは、日本の大手銀行以外にも世界中の金融機関と提携し、注目されている仮想通貨です。
実はリップルは日本に馴染み深い仮想通貨でもあるんです。
・SBIとの強い繋がり。SBIリップルアジア設立とSBIバーチャルカレンシーズへの上場
・三菱UFJ始め、国内大手企業・金融機関とも関係している
・リップル(XRP) /円での取扱量は米ドル、韓国ウォンに次ぐ、第3位※
※法定通貨/XRPのペアでのみ比較した場合
ただ、リップルは安定した人気を誇る仮想通貨ですが、値動きの少ない仮想通貨でもあります。
上記は過去3ヶ月のチャートですが、激しい値動きは殆どありません。しかし、そんなリップルにも例外があるんです。
リップル価格がたった3日で2倍、その後も40%増をキープ!?
2017年8月、Rippleは突如公式ツイッターで謎のカウントダウンを開始し、その直後Rippleは急激な値動きが起こりました。
これは実際にその時のチャートです。
8月に1回、10月に1回、短期間で2倍近い価格上昇をしていることがわかります。
この動きを事前に知っていることができれば…。
ここで大事なことは、「この上昇が何故起こったのか?」ということですよね。
過去に起こった上昇の原因を知っておけば、今後に備えておくことができるでしょう。
「リップル社の謎のカウントダウンとは?」
「この上昇は何故起こったのか?」
実はこの価格上昇には、リップルの「ある事象」が影響していると言われています。
リップルのイベント「SWELL」のインパクト
実は、この価格上昇にはリップルのイベント「SWELL」が影響していると言われています。
SWELLはリップル社が主催する国際カンファレンスで、昨年は10月16日から、18日までの3日間トロントで開催されました。
価格が動いたのは、大別すると
- ①イベント告知前後
- ②イベント開催前後
の2つの時期に分けることができます。
実際にこの時のチャートの動きを見て行きましょう。
謎のツイートは価格上昇へのカウントダウン!?
第1の波:イベント告知前後
2017年8月、Rippleは突如公式ツイッターで謎のカウントダウンを開始し、「SWELL」開催の発表をしました。
このイベント告知までの3日間で、Rippleの価格は17円から32円まで爆騰です。
急激な値動きにより、その後22円代まで下落しましたが、リップルの価格上昇はこれだけでは終わりませんでした。
再びの30円代突破。 第2の波:イベント開催前後
SWELL告知後は22円台を推移していました。
しかし、イベント開催の10月に入った途端値上がりし、SWELL開催当日には再び30円台を突破。一時的に34円を記録しました。
実はこのイベント、今年も開催される予定なんです。
今年の開催はいつ?ゲストスピーカーは元アメリカ大統領
SWELLは今年も開催されます。10月1日,10月2日の2日間、アメリカ・サンフランシスコで行われる予定です。
ゲストスピーカーとして、ビル・クリントン元大統領も登壇するということで、話題を集めています。
注目が集まるリップルのイベントSWELL。今年の動向も見逃せない
「噂で買って、事実で売る」
―――株でよく聞く格言ですが、格言に倣うならイベント告知や開催に向けて価格が上がるところで買い、イベント開催中もしくは開催後の価格が下がる一歩手前で売るという方法もありそうですよね。
いずれにせよ、こういった情報を仕入れておく事が自分のトレードを有利にするのはいうまでもありません。