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ビットコイン取引高は、6000ドル台後半を上抜ける回復の弾みとなる材料不足が続き、年初来最低値を記録しました。
取引高の低迷続いたビットコイン
Coinmarketcapによるとビットコインの取引高は31億ドルまで下落し、一方でCoinCapでは19億ドルまで下落しました。
昨年のビットコイン取引高の最低値は、Coinmarketcapでは32億ドル、CoinCapでは20億ドルでした。
ビットコインの取引高の低迷は先週末の主要な仮想通貨の短期的な下落に引き込まれた部分が大きいと言えます。
6800ドル超えで急騰の可能性大
仮想通貨業界における著名なトレーダーでありテクニカルアナリストのCarpe Noctom氏は、もしBTCがこの取引高低迷にも関わらず6800ドルをつけることがあれば、まだ7000ドル超えの急騰の可能性があるとし、次のように述べています。
「ビットコインは、8月からの2ヶ月間に及ぶ安定期間を経験していることから、6800ドルから7100ドル近辺になると典型的なブル相場になるだろう。」
2つの短期的な大きな価格変動時期を除いて、BTCは3カ月近く6300ドルから6700ドル付近を推移し、これまでの中でも高いレベルの安定性を示してきました。
これまでの安定期間で、上昇のための基盤が作られた?
テクニカルアナリストによると、仮想通貨取引所の取引量の低下は一般的には投資家の相場の不確実性に対する懸念の表れであるといいます。
多くのトレーダーは下落上昇にかかわらず、短期的な価格動向の確認をするために爆発的な動きを期待しているとのことです。
仮想通貨市場において中期的なポジティブ要素を構成する主要仮想通貨である、ビットコインやイーサリアムが過去7カ月間に渡ってサポートレベルを維持してきました。
ビットコインは特に2018年中頃から6000ドル台のサポートレベルを守ってきたことが、近い将来に短期的な急高騰を先導する基盤となっているとのことです。
仮想通貨投資家のAlex Saunders 氏は次のように述べています。
「ビットコインが退屈な6000ドル台に長く居座るほど、次に到来するブル相場にみんなが興奮するでしょう。基盤が強いほど、大きな上昇が見込めるのです。」
複数のアナリストがビットコインが急高騰まで秒読み段階との分析を示しているようです。
このままブル相場に転換し切れるのか、ビットコインの価格動向に注目が集まります。
参考サイト:
“https://www.ccn.com/bitcoin-hits-new-yearly-low-volume-only-way-to-reverse-trend-is-a-big-spike/”
“https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/”