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ビットコインいつ上がるのだろうか、と口々に期待する声が聞こえて来そうです。底値はどれか、いつ巻き返すのか、本当に多くの投資家が期待と不安で、ニュースとボードを見つめている毎日ですね。
ある記事によれば、Bitcoinは待望の巻き返しの前に$3,000に到達する可能性があるそうです。
その可能性は、価格抵抗が強くなるにれて、これまで考えられていた以上よりも高くなると。
価格は強い反発を受けており、48時間以内にはさらに大きく下落する可能性があります。
弱気トレンドを長引かせるマーケットの心理状態
また、弱気マーケットのトラップに掛かって、過去数日間呼び掛けてきた大きなショートスクイ―ズを引き起こす可能性があるため、BTC/USDペアでは$3,000以下に落ちる可能性もあるということです。
ビットコインの空売り(ショート)の件数も既に減少し始めていますが、$3,000以下になったらほとんどの小売トレーダーは、クジラが動いてスクイ―ズを成功させるのではと誤った期待を持ってしまう恐れがあります。
実際、大衆のセンチメントによりますが、$2,000ドル以下に落ちる可能性は今のところ低いでしょう。
もし価格が$3,000を下った場合は多くの人がもっと下がると思うだけでなく、下がれば下がるほど賭け始めます。こうなったら手に負えません。
何週間も減速する兆候もなく精力的に価格が下がった時には、ショートポジションをとることは、後に放物線様に上昇してからBitcoinを買う事となんら変わりはありません。
どちらのケースも、一定の方法と方向での価格取引に慣れすぎている小売トレーダーならすぐに自己満足の代償を払います。
テクニカル分析においては、もしも結果的に短期間で効果的な復活とならなければ、リカバリーはたいてい偽のラリーであると思われることが多いです。
BTCが一定のレベルに落ちて、効果的な復活を演出することなくそのレベルに近づくのに長過ぎる時間がかかるのであれば、そのラリーは、また一段下がる前に状況を悪化させる意図のある偽のラリーだったという可能性があります。
しかし、もし価格が効果的な復活を演出すれば、一定のレベルに下がった後ぐんぐんと上昇していき、持続するラリーに導く可能性は強くなります。
今は、大きなショートスクイ―ズの為に起きていることがほとんどです。
このため、価格が素早く回復して効果的に長いグリーンキャンドルになると見るのは簡単です。
しかし、これらは全て、片方の側(今回はベア)が完全にノックアウトされた時にしか起こりません。
ベア市場の弱気な小売トレーダーが陥る罠とは
これ以上ショートの件数が減り続ければ状況はもっと簡単です。
大抵の場合はこのようにして起こるのではないですが通常は、トレンドリバーサルが起ころうという時には、ちょうど小売の弱気トレーダー達が諦めようとしている時に、まだ下がる、ともう一度自信をもとうという誤ったミスリードをされています。
そのうちに時を逃して価格が上昇していく、といった弱気の罠というわけで、ベアトラップとして知られています。
今のようにマーケットのセルオフが長く続く時には、下がるという自信を持ちすぎる小売の弱気トレーダーのマジョリティをに罠を賭けることは巧妙な策だということです。
ベアトラップやブルトラップに掛かって苦い思いをしない値ごろ感がマーケットの安定には役に立つのかもしれませんね。
参考サイト:
“https://cryptodaily.co.uk/2018/12/bitcoin-likely-to-test-3000-before-expected-trend-reversal”
“https://www.ifinance.ne.jp/glossary/investment/inv227.html”(ショートスクイ―ズ)