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Charlie Shremのビットコイン2019年予想、灰から起き上がるフェニックス

2019.01.26
Charlie Shremのビットコイン2019年予想、灰から起き上がるフェニックス

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アメリカ人にとってビットコイン愛好家といえば、Winklevoss(ウィンクルヴォス)兄弟以外で2番目に名が挙がるのは、Charlie Shrem(チャーリー・シュレム)氏でしょう。

ウィンクルボス兄弟から告訴されて数年前まで投獄されていましたが、(最近でもまた訴えられてはいますが)釈放されてからは不屈の起業家魂で復活し、Crypto.IQを立ち上げました。

彼は著名なビットコインの有力者が値動きの予測をする際に必ずと言っていいほど取り上げられます。

昨年も「5年はHODL(仮想通貨スラングで、ホールドの意味)」とコメントしていますが、先日マイアミの北米ビットコインカンファレンスでのインタビューで今年の予測について話しています。

彼は、2019年は多くのフェニックスが灰から上がってくる、と期待しています。
一見、漠然としていて気まぐれなコメントのようですが、Crypto.IQの創設者でありBitcoin Foundationメンバーである彼は、2017年と2018年にビッグゲームを語ったプロジェクトは今年製品出荷を始めるだろうと更にコメントを続けました。

このようなコメントを彼が口にしたのは、Multicoin Capitalの共同設立者でマネージングパートナーであるKyle Samani氏が今年の予測を語った際に、Ethereumの覇権を揺るがす可能性のある資金潤沢で潜在能力の高いブロックチェーンプラットフォーム、a16zやCosmosなど二つのベンチャー企業を取り上げた直後のことです。

これまで準備していたプロダクトが姿を現す仮想通貨市場

 このようにセンチメントを鼓舞しているのは彼らだけではありません。他にも大手ベンチャーキャピタリストUnion Squareの共同創設者であるFred Wilson氏の主張でも、仮想通貨マーケットは2017年に約束していたプロジェクトの実現により、今後さらに市場が成長するとしています。

また、2億ドル以上のICO FilecoinやAlgorandは間もなく販売されることを声を大にして述べました。

いわゆるブロックチェーン3.0プラットフォームと革新的なプロジェクトに注目が高まるに伴って、アメリカ人投資家の判断は、消費者がゲーム、収入、出費の機会に、ステーブルコインやNFTクリプトアセットを採用し始めるだろうということです。

2018年と2019年の弱気市場の状態について聞かれるとShrem氏は、楽観的見方を示しました。

消費者がリアルマネーを投資して集団FOMOの餌食になった事実に触れ、これが100%これまでにない最も深刻なベア市場だとしましたが、Bitcoinと他の仮想通貨は決して水中で死んでなどいません、と主張しました。

ビットコインは今後も長く存在し続ける価値がある

またShrem氏は、以前の弱気相場では、その資産が1年以内に存在するかどうかを疑問視しただろうと説明しました。
しかし今、彼は一般的なアメリカ人が疑問に思っていることは、この弱気市場がどのくらい続くのかだと指摘し、その後Bitcoinが長期にわたって存続することを確実にするのに十分なセキュリティがこの分野にあると続けて答えています。

EthereumやEOSなどの分散コンピューティングネットワークが衰退し始めた可能性があり、それらが科学的実験であると指摘されていることも説明しました。

昨年のうちに衰退していったコインはいくつもあります。今年は、新しい技術開発の勢いに乗ってこれまで静観していたように見えるコインが水面下から浮上してくる可能性があること、またそれに期待していることを語ったようです。

参考サイト:
“https://ethereumworldnews.com/bitcoin-pioneer-2019-will-see-crypto-phoenixes-rising-from-the-ashes/”
”https://ethereumworldnews.com/bitcoin-investor-ethereum-eth-is-a-science-experiment-at-best/”

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