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米国投資会社BCKMのCEOで、CBCNのコントリビューターでもあるBrian Kelly氏が、SECのビットコインETF承認の延期発表直後の24時間で、ビットコイン価格が大幅に下落していることに関して、多くの投資家たちのビットコイン売りを間違った行為だと強く主張しました。
ビットコインは12%下落、一方でEOSやビットコインキャッシュなどは20%上昇
直近の48時間でビットコインが10〜25%下落したことで、仮想通貨市場は290億ドルを失いました。
大部分のアナリストはVanEck Bitcoin ETFの承認延期というSECの決定に対して短期的な価格の下落を正当化する見方をしていますが、今回のSECの承認が期待されていただけに、ETF申請自体の実現の可能性に疑いを持ち始める投資家も中にはいます。
直接売買市場での大きな売りが、むしろ市場全体の急落を引き起こしたと言います。
Kelly氏は、SECの承認延期を受けた投資家のビットコイン売りを間違っていると主張しているにもかかわらず、ビットコインETFは2018年末まで承認されないだろうと述べています。
「ビットコインは5800ドルにまで急落した。それはみんながビットコインETFが承認されると思っていたからだ。SECは決定の延期という結論を出した。注意したほうがいい、9月30日にSECは再び延期をするだろう。
なぜなら市場はまだ準備ができていない状態であり、SECは彼らの質問に対する答えを持ち合わせてはいないのだ。」
過去数週間の間は、主な仮想通貨とトークンはUSドルに対して冴えない結果となっていますが、イーサリアムクラシックだけは、ビットコインやUSドルに対しても堅実な動きを見せています。
イーサリアムクラシックの価格はコインベースとロビンフッドのイーサリアムの統合によって30%以上上昇しました。
イーサリアムクラシックが伸びると強調
Kelly氏は次のように語っています。
「イーサリアムクラシックは先月で30%上昇している。これはコインベースとロビンフッドのイーサリアムクラシックの統合よって、一般投資家が初めて簡単にイーサリアムクラシックに投資できるようになったからだ。コインベースはイーサリアムクラシックを機関投資家側に位置付けしているが私は来週以降、一般投資家のプラットフォームに加えると信じている。」
仮想通貨ビジネスはイーサリアムクラシックの周辺インフラを構築しながら発展を続け、イーサリアムクラシックは正当な速度で成長していくことが予想されるとしています。
Brian Kelly氏の見解によると、ビットコインの市場はまだ準備不足な状態でありSECのビットコインETFの承認にはまだしばらく時間がかかるだろうとのことでした。
一方で、イーサリアムクラシックの可能性を高く評価し、今後の仮想通貨の主流に成長するのではと期待しています。
ビットコインとKelly氏が一押しのイーサリアムクラシックの今後の動向は引き続き注目されそうです。
参考サイト:
“https://www.ccn.com/brian-kelly-if-youre-selling-bitcoin-because-of-etf-delay-youre-doing-it-wrong/”