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リミックスポイントという会社は、電力小売り事業を始め、様々な時代の流れに対応した事業を展開している第二部上場企業で、あの仮想通貨取引所のBit Pointを子会社に持ちます。日本でライセンスを与えられている16社の内のひとつです。
今回、タクシー運営に参入して展開するのは日の丸リムジンとの提携によるもので、東京都内と主要空港の羽田と成田を結ぶ区間において仮想通貨で料金を支払えるという事です。
東京に拠点を置く日の丸リムジンは362台のリムジンと161台のタクシーを運行する企業で、バイリンガルサービスと共に空港での外国人リムジンサービスなども展開しています。
今月、東京23区と羽田空港、成田空港の間でビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムでの支払いによるトライアルサービスが始まります。
この取り決め(協定)は、金融の投機的なものを超えて、小売決済を含む商取引などへ仮想通貨を動かす、より大きなトレンドの一部です。
というのは、ビットコインを始め他のデジタル通貨が既存の経済秩序を終わりにするのではないかという当初の期待がありましたが、そのほとんどがボラティリティが激しすぎたり、クレジットカードやましてやキャッシュとの競争でも遅すぎるという現実に道を明け渡すにつれ、価格は日を追うごとに下がってしまったのです。
このサービスが成功すれば、間もなく開催されるオリンピックに向けて仮想通貨を使い慣れている外国からのお客様にも利便性があがり、それを機に国内でのサービスが定着する可能性もあるかもしれませんね。
リムジンだけでなく、普通のタクシーにも利用されるようになる日も近いと期待が高まります。
参考サイト:
”https://www.businesstimes.com.sg/transport/remixpoint-to-start-crypto-payments-for-tokyo-limousines-say-sources”
”https://www.remixpoint.co.jp/”
”http://www.tokyo-taxi.jp/japanese/index.html”