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ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者、ロバート・キヨサキ氏はUSドルがそのうち仮想通貨にとってかわられるのではと考えています。
USドルは「フェイクマネー」
キヨサキ氏の同書はお金との付き合い方を分かりやすく解説した本であり、今や国際的な人気を集めています。累計販売部数は3200万冊を超えています。
そんなキヨサキ氏はアメリカの現在の経済状況や通貨USDに対する懸念を示しました。同氏によると、1971年にニクソン大統領がドルと金の交換が停止したことを受けUSドルは「フェイクマネー」になりました。
継続的な紙幣の増刷は大きなバブルを引き起こし、崩壊とともに経済に大きな影響を出しかねません。
実際に我々は2000年と2008年にバブルとその崩壊を経験しています。そして、次に起こるバブルと崩壊は今までで最も悲惨なものになるだろう、とキヨサキ氏は言います。
仮想通貨とドルの終焉
キヨサキ氏のUSドルへの態度はかなりはっきりしています―いずれUSドルの時代は終わる、と。
4月のSANE CRYPTOポッドキャストでのインタビューの中でキヨサキ氏は仮想通貨こそが「人々のお金」であると述べました、キヨサキ氏はその場でそれ以上の説明をすることはありませんでしたが、金銀や仮想通貨が最終的には法定通貨に代替するとの意見を堅持しました。
「金銀、そして仮想通貨によってUSドルの出番は終わってしまったと思う……USドルは詐欺だ……我々はドルの終わりを見ていのだと思う。」
UBSは最近ビットコインがUSドルに代わるには213,000ドルの価値が必要だというレポートを提出したましたが、キヨサキ氏の見解も間違ってはいないのかもしれません。
ロバート・キヨサキ氏はインタビューの中で仮想通貨に対する具体的な見解は示していませんでしたが、通貨としての性質を肯定的に捉えているようです。このまま普及していけば数年後にはキヨサキ氏が述べたようにUSドルよりもビットコインが主流な世の中になっているかもしれませんね。
参考サイト
“https://bitcoinist.com/rich-dad-poor-dad-bitcoin-peoples-money/”