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月曜日午前2時45(UTC)ごろからEthereumネットワーク上での奇妙な一連の取引が昨日始まりました。
ある口座が最初の取引の0.02ETHを受け取り、次の15分間で同講座宛に600件の取引が処理されたそうです。
そして一つのアカウントがガス(手数料)全体の20%を占め、ガスは最大0.52ドルに高騰したとETHニュース、トラストノーズが報じています。
同様の動きは7月にも発生、スパム攻撃の疑い
その後トランザクションは同様のペースで実施され、同一のアドレスの絡む処理は、最後の30時間で4万8000件にまで及びました。
ほとんどの処理は0.02ETH、手数料は0.004ETHで行われ、これらトランザクションの費用は、現在までに合計で160ETH(約680万円)を超えたといわれています。
この一連の動きはネットワークがスパム攻撃の犠牲になったことが推測されています。
イーサリアムのトランザクション確認サイトのイーサスキャンでは、計画的なスパム攻撃の可能性があると指摘され、コメント投稿者の中にはライバルのネットワークであるイオス(EOS)が攻撃を仕掛けたと疑う声もあがっております。
イーサリアムは7月にも同様に遅延が起こっており、この時もイオス(EOS)がイーサリアムのネットワークを攻撃したと疑がわれていました。
しかし、イオスが攻撃したという具体的な証拠はあがりませんでした。
別の可能性として、ロトスタイルのFomo3Dというゲームによるトラフィックという指摘もありますが、現時点ではこの現象の詳細は明らかになっておりません。
参考サイト
“https://jp.cointelegraph.com/news/crypto-markets-slump-following-sec-bitcoin-etf-delay”