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10万ドル以上の仮想通貨を保有する主な投資家が、個人富裕層からヘッジファンドなどの機関投資家へ変わったとブルームバーグが報じました。
ボラティリティの低下
シカゴを拠点とする仮想通貨取引企業、DRW Holdings LLCの店頭取引(OTC)部門、CumberlandのBobby Cho氏によると、機関投資家の参入の背景にはボラティリティの低下があるとのことです。
「機関投資家にとって最大の懸念材料はボラティリティだった。過去4から6ヶ月間は市場はとても狭いレンジ(幅)で取引されている。これによって伝統的な金融機関が仮想通貨市場に参入しやすい環境になったと言える。」
マイナー大手の売却方法の変化
コンピューターを使って取引を承認することで仮想通貨を獲得するマイナーなどの大口の売り手にも変化があるといいます。
彼らはこれまで相場の上昇を待って売却していましたが、定期的に売却する方向に変わっているいるようです。
大手マイナーの多くは自社で現金化する部門を持っています。
これによって、この業界のプロフェッショナリズムが進み、仮想通貨はターニングポイントに差し掛かっているといいます。
仮想通貨のボラティリティの低下が、機関投資家の市場参入を促進していることがわかりました。
機関投資家の参入が進めば、仮想通貨市場の急速な拡大や、普及が期待できるのではないでしょうか。
参考サイト:
”https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-10-01/institutional-investors-are-using-back-door-for-crypto-purchases?srnd=cryptocurrencies”
”https://cointelegraph.com/news/report-institutional-investors-the-largest-buyers-of-crypto-transactions-over-100k”