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2018年3月5日に実行されるイーサリアム・クラシックの新たなプロジェクトが注目されています。
2018年1月13日、イーサリアム・クラシックの開発者らにより「Callist(カリスト)ネットワークプロジェクト」が発表されました。
このプロジェクトは、イーサリアム・クラシックのサイドチェーンを作ることでイーサリアム・クラシックネットワークのスケーラビリティを改善することが主な目的です。
これにより誕生するのがCallistネットワークで、新たな通貨Callist(CLO)が発行されます。
もちろん、ETCチェーンの5,500,000番目のブロックがスナップショットされた時点で、ETC保有者にCallist(CLO)を1:1の割合で配布されるエアドロップ(Airdrop)も行われる予定です。
イーサリアム・クラシックはハードフォークしない
世間では、かつてのビットコインとビットコイン・キャッシュのようなハードフォークが起こるのではないかと騒がれています。
しかし、今回のプロジェクトはハードフォークではないと、開発者側が否定しています。
カリストネットワークは550番目のブロックがスナップショットされた時点で誕生するサイドチェーンのことで、ハードフォークではないよ。ネットワークレイヤーについての情報もこれから出していくから、もう少し待ってね。
ETCの時価総額は2月以降徐々に上がってきている
イーサリアム・クラシックのチャートを見てみると、2018年1月以降時価総額は下落していましたが、2月に入ってから再び上昇しています。
現時点での価格上昇の原因の一つとして、ハードフォークと勘違いして買い込む人々が大勢いる、ということが言えるでしょう。
いずれにせよ、新しい仮想通貨が誕生することは間違いないため、プロジェクト実行日まで注目してみるのはいかがでしょうか?