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今週の仮想通貨トレンドランキング(7月12日~19日)~全世界の仮想通貨取引所ツイートから見てみました~

トレンドランキング

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今週の仮想通貨トレンド情報 (7月12日~19日)

現在何が仮想通貨トレンドとなっているのか。世界中のTwitterで今なにがつぶやかれているのか?キーワードの出現数からトレンドを探ります。
ここでは全世界の仮想通貨取引所の公式Twitterを対象に過去7日間(1週間)でツイートされたキーワード(仮想通貨名)を調査しています。

<集計対象>
仮想通貨取引所(全世界・英語圏)約130取引所
期間:2018年7月12日~19日(7日間)
計測方法:テキストマイニング集計、ハッシュタグは除く

では早速集計結果をみてみましょう。

Twitter仮想通貨ワード出現ランキング(7/12〜7/19)

順位 仮想通貨名 出現数
1 BTC(ビットコイン) 50
2 ETH(イーサリアム) 27
[A] 3 TRX(トロン) 12
[B] 4 WTC(ウォルトンチェーン) 11
5 USDT(テザー) 11
[C] 6 IQ(イヴェリペディア) 11
7 EOS(イオス) 10
8 FT(エフコイントークン) 10
9 IONC(イオンチェーン) 9
10 LTC(ライトコイン) 9

時価総額の大きいビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)は大きな差をつけてトレンド上位に入っていますが、リップルやビットコインキャッシュなどは時価総額が大きい割にはトップ10位にランクインしないことが分かります。

仮想通貨取引所のTwitterでは時価総額の大きさだけでなく、今関心が寄せられているキーワード(仮想通貨に関する)が上位に出現する傾向にあります。

この仮想通貨トレンドランキングから今週の動きを追いかけてみましょう。
表の[A]~[C]に着目しました。

[A] トロン(TRX)の出現数が高い理由

まずは今週のランキング[A]の第3位トロン(TRX)をみてみましょう。

トロンとは、インターネット上の様々なコンテンツを、仲介企業なしに共有することを目的とした、ブロックチェーンベースのプラットフォーム。
時価総額は11位と比較的市場価値の高い仮想通貨の一つです。主にOKExやBinanceといった取引所で取引されています。詳しくはこちらのページをご確認ください。

時価総額:¥283,461,301,872
時価総額順位:11位
※2018年7月19日現在

トロンに関係したニュースとして、トロンのメインネット移行が挙げられます。

このメインネット移行に伴って、トロンを扱っていた多くの取引所が対応に追われました。
そして今週、取引所の公式ツイッターの多くが、トロンの取引を再開した等のツイートをし、TRXがランキングに入ってきたことが考えられます。

このメインネット移行に関してはこちらの記事をご確認ください。

TRON、イーサリアムネットワークから独自のメインネットへ移行

[B] ウォルトンチェーン(WTC)の出現数が高い理由

次に今週のランキング[B]の第4位に入ったWTCについて見てみましょう。

WTC聞き馴染みのない方も多くいるのではないでしょうか?

WTCとは,どんな通貨?

ウォルトン(WTC)とは、ブロックチェーンとIoTを組み合わせて新たなビジネスの仕組みを構築することを目的とした仮想通貨です。
「価値のIoT」というものの完成を目指しています。
現在では主にBinanceで取引されており、CoinMarketCapによると時価総額は48位で、比較的上位の仮想通貨です。

このウォルトンに今週何があったのでしょうか?

時価総額:¥31,620,198,434
時価総額順位:48位
※2018年7月19日現在

WTC が注目されている理由

WTCは、Huobi Global(@HuobiGlobal)を中心にツイートされていました。

その理由として、ウォルトン(WTC)は7/13日にHuobiに上場していたことが挙げられます。
上場後ウォルトンは最大で14%の上昇を見せましたが、その後緩やかにもとの価格帯に戻り、さらに16日の午後から再び価格の上昇をみせています。

[C] イヴェリペディア(IQ)の出現数が高い理由

最後に今週のランキング[C]の第6位にランクインしたIQについて見ていきます。
この仮想通貨は非常に若く、ほとんどの方が聞き馴染みのない仮想通貨ではないでしょうか?WTCと同様に、概要から見ていきましょう。

IQとは,どんな通貨?

IQとはEveripediaが発行するとても若いトークンです。
Everipediaとは、Wikipediaと競合するオンライン百科事典で、その百科事典の編集や記事を投稿すると、報酬としてIQトークンが得られるという仕組みになっています。
EveripediaとIQトークンはEOSのブロックチェーン上で作られています。

https://everipedia.org/wiki/everipedia/

IQが注目されている理由

IQは12、13日にかけて、BitfinexとBigONEの二つの取引所にてエアドロップが実施されました。1EOSに対しておよそ5.1IQが配布され、その後その二つの取引所で取引が開始されました。

さらに、MERCATOXという取引所においても16日に上場され、先に述べた3つの取引所がツイッターにてairdropや上場に関するツイートをおこなっていました。
CoinMarkeCapによると、IQの時価総額は1412位となっていますが、CoinGeckoによると、Geckoランキング465位となっており時価総額ランキングとの差が非常に特徴的です。

時価総額順位:1412位
CoinGecko
評価順位:465位
(開発:52% 流動性:40% コミュニティ:32%)
※2018年7月19日現在

こうしてデータを見てみると開発アクティビティが比較的高いように見受けられます。

今週のトレンド:まとめ

数多くあるコインの中でも、WTCやIQのような国内では注目度があまりない仮想通貨がランキングに上がっていることは、ツイッターならではの情報ではないでしょうか。

世界の関心がどこに向いているのか参考になります。

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