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北欧にあるノルウェーの中央銀行 Norges Bank が、貨幣と通貨制度への信頼を確かなものにするため、独自の仮想通貨 CBDC の開発を検討していることがわかりました。
ノルウェー銀行が出した55ページに及ぶ公式レポートでは、中央銀行がデジタル通貨を発行する際に評価すべきポイントについても議論されています。
レポートでは、デジタル通貨の用途として、
- 民間銀行への預金に代わる信頼できる代替手段の導入
- 現金を補うのにふさわしい法定通貨
- 電子決済のための独立した予備のソリューション
があるとしています。
レポートによれば、
「デジタル通貨は利用者に資産保管のための代替手段を提供できる」
としており、現金を補足するものとして検討しています。
「ノルウェー銀行がデジタル通貨を発行に率先して取り組むかどうかの結論を出すのは時期尚早」としながらも、現実的な世界のテクノロジーの流れや各国の動きと合わせて様子を伺っているようです。
同じ北欧のスウェーデンでは、eクローナ導入に向けて動き出しています。
今後も目が離せません。
参考サイト:
https://jp.cointelegraph.com/news/norway-central-bank-considers-developing-digital-currency
https://static.norges-bank.no/contentassets/166efadb3d73419c8c50f9471be26402/nbpapers-1-2018-centralbankdigitalcurrencies.pdf?v=05/18/2018121950&ft=.pdf
https://zycrypto.com/norwegian-central-bank-sets-to-create-a-native-cryptocurrency/