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“あの”テザー、が再びUSDTを発行しました。
今年1月に「裏付けとなるドルを保有していないのではないか?」という疑惑が噴出したテザー。
最近でも2017年のビットコイン価格の操作に使われたとする論文が発表されている一方、アメリカの法律事務所が、非公式ながら、テザーが裏付けとなるドルを保有しているという報告が行われたりするなどしています。
そもそもテザーはステーブルコインとして機能し、1ドル≒1USDT(USDテザー)というふうに固定されています。
24時間いつでも少額の手数料で取引ができるテザーがあることで、法定通貨の欠点であったATMの利用時間や手数料を気にせずにすみ、また、価値が不安定である仮想通貨との取引がより円滑にできる、というところに存在意義があります。
テザーが2億5000万ドル分のUSDTを発行したということはどのような意味を持つのか
これはライトコイン創設者チャーリー・リー氏が述べているように、2億5000万ドルが仮想通貨市場に流れたことと同様の意味を持つと考えることができます。
このような資金の流入により、仮想通貨価格が高まることが予想されます。
実際、ビットコインの価格は上昇しました。
前回や今回のような大規模なUSDTの発行に際し、ドルの裏付けが万一なかった場合、単なる意図的な価格操作と見ることができます。
つい先日非公式ながら、ドルの裏付けがあるとの調査報告がなされたばかりなので、これが本当であることを説に願うばかりです。
参考サイト:
https://www.omniexplorer.info/address/1NTMakcgVwQpMdGxRQnFKyb3G1FAJysSfz
https://cointelegraph.com/news/controversial-tether-releases-250-mln-in-usdt-twitter-awaits-bitcoin-price-jump
https://twitter.com/SatoshiLite/status/1011253070821408770ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fcointelegraph.com%2Fnews%2Fcontroversial-tether-releases-250-mln-in-usdt-twitter-awaits-bitcoin-price-jump