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Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)が大掛かりなネットワークアップデートへ

Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)が大掛かりなネットワークアップデートへ

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MoneroやDASHに並ぶ「匿名系仮想通貨」Zcashは、2017年12月のロードマップ更新(https://blog.z.cash/roadmap-update-2017-12/)の際、2018年に大掛かりなネットワークアップデートを行うことを発表しました。

アップグレードは二段階に渡り、一回目の「Overwinter」は6月に、二回目の「Sapling」は9月に行われる予定です。

Zcash(ZEC)のアップデート「Overwinter」と「Sapling」の内容は?

Overwinter

「将来的なネットワークアップグレードのためにプロトコルを強化することが目的である。」という開発者らの発言通り、Overwinter自体は9月に実行予定の「Sapling」のために行われるアップデートプロジェクトです。

Overwinterでは、トランザクションの有効期限や透明性、バージョン管理など新機能が含まれており、総合的なネットワークの改良が予定されています。

また、Zcashユーザーは、Zcashソフトウェアを常に最新状態にしておくだけで良いそうです。

Sapling

Saplingでは、シールドトランザクション(Zcashの匿名性機能)のパフォーマンス・安全性・使用性向上のため、Saplingプロトコルが実装される予定です。

アップデートされることで承認時間を80%、メモリの使用容量を98%削減でき、zk-SNARKsがより高速になると言われています(https://blog.z.cash/cultivating-sapling-faster-zksnarks/より)。

Zcashは3月に新たなリリース情報が更新

さらに、3月2日のブログで“Zcash 1.0.15”を新たにリリースすることがわかりました(https://blog.z.cash/new-release-1-0-15/より)。

そしてこのリリースには、12月に発表していた「Overwinter」も含まれています。

また現在、6月の「Overwinter」では、Zcashがハードフォークするという噂があります。

しかし、公式ブログを見てみると、「このアップデート(Overwinterリリースも含む)の際に新たな仮想通貨の誕生やハードフォークが起こることは期待できない。」(下図の赤文字)と書いてあります(https://blog.z.cash/overwinter/より)。

このように、開発者らは否定しているにもかかわらず、ハードフォークや新たな通貨の誕生が起こると思っている人が一定数いるのも事実です。

Zcashを買うなら今のうち??

現時点(2018年3月)のZcashの時価総額を見てみましょう。

2018年1月初めは価格の上昇が見られますが、その後徐々に下落しています。

「Overwinter」のリリースは6月とまだまだ先の話ではありますが、直前で時価総額の値動きが起こるのは仮想通貨の世界ではお馴染みです。

価格がどのように変動するかまだ予想はできませんが、今後のためにZECを購入するのであれば、下がりつつある今がちょうど良い時期なのかもしれません。

Zcashは今のところ国内取引所での取り扱いはなく、購入は海外取引所になります。

Zcashを扱う海外取引所はいくつかありますが、中でもおすすめなのはBinance(バイナンス)です。

他の大手取引所のBittrex(手数料0.25%)やPoloniex(手数料0.05~0.25%)に対して、Binance(バイナンス)なら手数料は一律1%(BNBコインを使えば0.5%)とかなり安い手数料で取引できます。

さらに、取り扱い通貨の数も100種類以上と非常に豊富で、新しいコインが早い時期から上場することでも知られています。

口座開設は無料ですので、まだ登録をしていない人は登録だけでもしておくと良いでしょう。

バイナンスでは日本円で取引ができないので、まだビットコインを持っていない人はビットフライヤーGMOコインなどの国内取引所でビットコインを購入してからバイナンスに送金して取引を開始しましょう。

 

 

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