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中国のモバイル決済アプリを運営するWeChatとAlipayjは、規制当局が最近発表したICOと仮想通貨に関する規制に追いつこうと奮闘しています。
報道によると、WeChatとAlipayの両社は、政府機関と連携して仮想通貨取引を綿密に監視するとしています。
中国人民銀行や銀行業監督管理委員会などを含む、中国国内の5つの上級規制機関が仮想通貨関連のICOや仮想通貨取引に対して警告を発しているとのことです。
ICOや仮想通貨取引を厳しく規制。リアルタイムの監視やアカウント凍結も。
テンセントの発表によると、WeChatPayの親会社は、このニュースが流れるとすぐにICOや仮想通貨に関連する”問題のある”プラットフォームは全て主要項目に基づいて規制するとのことです。
特に、テック大手のテンセントは、WeChatPayでの仮想通貨関連のいかなる取引も禁止するとしました。
さらに、日常の取引をリアルタイムで監視し、疑わしい取引の監査を行うとしました。
北京のBJNewsの独占インタビューでは、Alipayを運営するアリババグループ関連会社のアント・フィナンシャルが、状況によっては仮想通貨取引に関わった個人のAlipayアカウントの制限や永久ブロックも辞さないとのコメントを発表しています。
仮想通貨に対する中国当局の規制が引き締められているようです。
今後も中国規制当局の取り締まりの強化の動きには、注意が必要です。
参考サイト:
“https://www.coindesk.com/wechat-alipay-to-block-crypto-transactions-on-payment-platforms/”