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MUFG、Rippleテクノロジーで国際送金サービスを開発。Banco Bradescoと覚書署名

MUFG、Rippleテクノロジーを国際送金サービスに検討。Banco Bradescoと覚書署名

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日本を代表するメガバンク、総資産額で世界第5位の三菱UFJフィナンシャル・グループ(MFUG)は、ブラジルで最大の銀行Banco Bradescoと覚書(MOU)を交わし、日本とブラジルの間でリップル技術を使った新しい国際決済サービスの開発に向けて、手を取り合うことになりました。

MUFGは東京に本社を持ち、360年以上の歴史を持つ老舗で、片や、Banco Bradescoは1943年に設立され、サンパウロの首都圏Osasco市に本社を持ちます。

国際送金ソリューションの分野では世界をリードするスペシャリストのひとつ、カリフォルニアのフィンテックスタートアップのRippleですが、そのグローバルなネットワーク、RippleNetは銀行と決済プロバイダーを結び付けて「世界にお金を送受信する摩擦のない経験」を提供しています。
MUFGもBradesco銀行もこのRippleNetのメンバーです。

MUFGとBradescoの長い付き合いとRippleNet

RippleNetに加入する金融機関は顧客の決済を世界中どこでも即時に、信頼性高く、コスト効率よく処理することができます。

MUFGのプレスリリースによると、MUFG銀行とBradescoの関係は、MUFG銀行の前任者銀行がブラジルの金融機関に投資した1973年にさかのぼり、今回のMOUは2017年9月に締結されたMUFG銀行とBradescoの間の既存の協議契約の延長であり、2つの銀行の最も最新の事業契約を表すものです。

今回は、日本とブラジル間での送金システム開発ですが、RippleNetを通して同じ目的を共有する銀行間の出会いによって、さらに世界の送金サービスが便利で迅速な信頼性のあるツールとなっていく日も遠くなさそうです。

 

参考サイト:
”https://www.cryptoglobe.com/latest/2018/11/mufg-bank-japan-s-largest-bank-exploring-ripples-technology-for-new-cross-border-payment-service/”
“https://innovation.mufg.jp/detail/id=260”
”http://www.bk.mufg.jp/global/newsroom/news2018/pdf/newse1109.pdf”
”https://ripple.com/”

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