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リップル社のCEOであるBrad Garlinghouse氏はビットコインの将来性をナップスターと同じようなものであると考えているようです。
ナップスターとはインターネット黎明期のアメリカの音楽共有アプリケーションのことで、当初大流行したものの、規制が加えられ2002年に活動が終了したサービスです。
ビットコインがナップスターの二の舞となるのか、それとも、リップルがiTunesのような立場になれるのか
Garlinghouse氏は、かつて、ナップスターは、インターネットの可能性を示した一方で規制にうまく対応できず、その後登場したiTunesなど、規制にうまく対応したものが生き残ったという現実の例を挙げています。
さて、ビットコインの場合は、同様に仮想通貨の可能性を示す一方で、規制にうまく対応して主要仮想通貨として生き残るのか疑問視しているようです。
「リップルとビットコインの値段の相関関係は永遠には続かない」
一般にリップルとビットコインの相場の相関関係は非常に強いとされていますが、結局のところ、独立した別のオープンソースのテクノロジーであることが、今回の発言の根拠となっているようです。
Garlinghouse氏は、リップルのビットコインとの相違点を挙げて、その決済通貨としての使用例や金融界との数多くの試験運用などの例からしても、生き残る可能性に自信があるように語っています。
また、彼は10年後には仮想通貨の1%しか生き残れないと考えているようで、まだまだ仮想通貨界の試行錯誤は続きそうです。
このようなテクノロジーの過渡期に遭遇している私たちはとても無関心ではいられませんね。
参考サイト:
https://cointelegraph.com/news/ripple-ceo-compares-bitcoin-to-napster-says-btcs-influence-on-market-could-lessen
https://www.ccn.com/ripple-ceo-garlinghouse-bitcoin-price-wont-correlate-with-xrp-price-forever/
https://www.cnbc.com/2018/05/30/bitcoins-influence-over-cryptocurrency-prices-could-end-soon-says-ripple-ceo.html
https://techcrunch.com/2018/05/30/crypto-expert-says-we-wont-see-regulation-for-years/?utm_source=tctwreshare&sr_share=twitter