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リップル、サウジアラビア国立銀行と提携

Ripple_SAMA

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

リップル(Ripple)社がサウジアラビア国立銀行*と提携することを2月14日に発表しました。
リップルのクロスボーダー決済技術を活用してサウジアラビア国内の銀行に導入支援することが目的だそうです。

国立銀行によるリップルのブロックチェーン・ソリューションの採用は世界初!

世界でも主要銀行などと数多く提携してきたリップルにとっても、国立銀行との提携は初めてということです。

サウジアラビアの国立銀行(Saudi Arabian Monetary Authority:以下SAMA)とリップルは共同で、試験的プログラムを立ちあげました。

このプログラムの目的は、リップルの企業向けソフトウェアソリューションであるxCurrentを、国内の銀行が利用できるようにサポートすることです。

xCurrentの利用により、各銀行がエンドツーエンドでの追跡を可能にし、数秒でクロスボーダー決済が可能になります。

*Saudi Arabia Monetary Authorityは厳密にはサウジアラビア通貨庁のことを指します。
しかし業務内容は実質国立銀行と同様のようなので、「国立銀行」と翻訳しました。
サウジアラビア通貨庁は1952年に設立。各国中央銀行と同じように、物価や金利安定を図り、為替相場管理なども行っています。

2018年に入り、様々な企業・金融機関との提携を発表するリップル。その勢いには目を見張るものがあります。
先日、リップルのCEOはインタビューに対して、仮想通貨関連の規制は大歓迎だとコメントしています。
各国の中央銀行との提携を拡大し、確実に地盤を固めているリップルに今後も注目です。

参考サイト:
https://www.businesswire.com/news/home/20180214005978/en/Ripple-Saudi-Arabian-Monetary-Authority-SAMA-Offer
https://cointelegraph.com/news/ripple-partners-with-saudi-arabian-monetary-authority-to-offer-pilot-program-for-banks
https://ripple.com/insights/ripple-and-saudi-arabian-monetary-authority-offer-pilot-

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