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先日(7月30日)DCEXが登録を開始したと正式に発表しました。
DCEXというのは、小売および機関投資家を対象とした分散型の取引プラットフォームであり、AlphaPointが提供するブロックチェーン技術で稼働する、次世代型デジタル通貨取引所です。
サンフランシスコに拠点を置き、DCEXはリップル(XRP)をその「基本通貨」として利用します。
つまり、取引所に上場される仮想通貨すべてがXRP建てで表示されるということです。
XRPは現在、時価総額で1位のビットコイン、2位のイーサリアムに次いで3位の仮想通貨です。
DCEXは、そのプラットフォームへのユーザー登録を正式に公開しましたが、顧客による実際の取引開始までにはもう数週間かかる見込みです。
取引のベース通貨がXRPという、法定通貨に勝るシームレス感と速さがウリ
取引可能な仮想通貨ペアは、XRPを含む、BTC、ETH、BCH、BTG、ETC、OMG、EOS、DASH、TRX、XMR、VEN、IOTA、ZEC、それにステーブルコインのTrueUSDなどの15種類で、さらに数か月以内に、NEOやADAも追加予定になっています。
DCEXでは顧客がBloomberg Galaxy Crypto Exhcangeに上がっている10種の仮想通貨にもアクセス可能になるということも特徴の一つです。
他にも特徴として挙げられるのは、異なる取引所での通貨ペア間での裁定取引。
つまり、XRPがベース通貨として使われるので取引所間でのシームレスで高速の送信が価格非効率性を利用して裁定取引で利益を出すことが出来ます。
また、このブロックチェーンネットワークは一秒間に100万回のトランザクションを促進可能にするよう設計されており、非常に迅速な取引量を実現します。
XRPのブロックチェーン・トランザクションは通常4秒以内に完了するので、より速いマルチ・エクスチェンジ戦略が可能になり、他の資金移動オプションよりもスピード面で有利です。
また、API接続で高頻度暗号取引戦略を容易にできたり、XRPプロトコルを使用した仮想通貨空間全体の流動性を向上させること、それに取引手数料の安さなども特徴です。
ファイナンスとセキュリティのプロフェッショナルチーム、AlphaPointが提供するホワイトレーベルのブロックチェーンネットワークがXRPをベースにしたデジタル資産取引のプラットフォーム開始を実現させました。
数週間先の取引開始でどのようなマーケットが構築されるのか期待が集まります。
参考サイト
”https://btcmanager.com/worlds-first-xrp-based-cryptocurrency-exchange-launches-with-support-from-alphapoint/”
“https://blog.alphapoint.com/alphapoint-now-proudly-powering-dcex-the-first-ever-xrp-based-exchange-b7196ee3b64a”
“https://dcex.com/”