リップルCEO、「XRPは有価証券ではない」コインベースへの上場を希望

cripcy-editor

6年前

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21日にニューヨークで開催された仮想通貨カンファレンス「フューチャー・オブ・フィンテック・カンファレンス」で、リップルCEOのBrad Garlinghouse氏がリップル社の発行する仮想通貨(XRP)は有価証券ではなく、コインベースへの上場に値すると主張しました。

Garlinghouse氏、XRPの独立性を強調

背景には、米証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CFTC)がXRPを有価証券として規制の対象にするか検討しており、XRPを含むそのような通貨を米取引所のコインベースが上場させていないという状況があります。

Garlinghouse氏はXRPが有価証券ではない理由として、XRPがリップル社から独立して存在し会社が倒産しても仮想通貨として存在し続けられるということ、XRPトークンの購入とリップル社の所有権には関連がないということを強調しました。

SECやCFTCから有価証券として検討されていることに対しては、大規模な銀行や機関といった大きなスケールで改善に向けて試みているとコメントしました。

その上で、コインベースもそれに関心を示すべきであると公の場では初めて明らかにしました。

しかし、コインベースがXRPの上場を承認したとしてもXRPが法の下で有価証券であると定められれば、コインベースもXRPトレーダーも未登録証券の取引を行ったといて罰せられることになります。

ここで、最近のXRPのチャートを見てみましょう。

仮想通貨全体の動きとほぼ同じく、ビットフライヤーの新規顧客受け入れ停止などを受け、22日ごろからゆるやかに価格が下落しています。

SECやCFTCによって、ARPは有価証券ではないとの明言が無い限り米取引所であるコインベースへの上場は難しいと考えられますが、上場すれば大きな価格上昇が見込めるかもしれません。