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12月12日にBakktが開始するまでのあと数週間となった先日、人気の仮想通貨取引所Binanceが、機関投資家を呼び込もうと拍車をかけ、一連の商品サービスを発表しました。
純資産の高い個人のみならず機関投資家からも高く期待される資本を求めて基礎固めをしています。
Binanceは、以下のアクションをとることによって潜在的な需要をあらかじめ用意したいと考えています。
1.プラットフォーム上で最高レベルのセキュリティ、信頼性、流動性を提供するために必要なテクノロジーの構築を継続する
2.トレード可能なトークンやコインの品質選択
3.段階的な取引手数料ディスカウントプログラムなど大量トレーダー専用のサービス
4.APIカスタマイズと引出し制限などの法人口座向けのサポートを強化
5.Binance Researchとして周知されている新部門を創設
Binanceが提供する機関投資家向けのサブアカウント
将来の計画に関して、取引所は機関投資家のニーズに合わせたサブアカウントの可能性を以下に強調しました。
・顧客ごとに200のサブアカウントまで対応
・サブアカウントの勘定および取引活動概要。ログイン履歴、オープンオーダー(未処理注文)、注文履歴など含む。
・サブアカウント間の資金転送は手数料無料
・2FA 、API remove、サブアカウント凍結など(ほんの一例)サブアカウントの完全制御
Binance Researchについて
最近Binanceは、機関投資家グレードの調査報告を作成することに焦点を合わせたBinance Research を立ち上げました。
これらの調査は仮想通貨の業界で利用できる情報の質を高めるだけでなく透明性を増すだろうということです。
リサーチ部門のチームは、すでに二つのプロジェクトLoom Network (LOOM)とGoChain (GO) の分析をしたところで、次の調査リストにあるのはPundiX (NPXS)です。
リサーチ活動の常時アップデートはtwitterの@BinanceResearchで見ることができます。
仮想通貨マーケットに新しい風を吹かせるきっかけとなる機関投資家マネーが来るのはETFやBakktなどを考慮すれば秒読み段階でしょうか。
Binanceが準備段階に入ったところを見ると、次の波に備えて私たちも準備が必要ですね。
参考サイト:
”https://ethereumworldnews.com/binance-opens-its-doors-to-institutional-investors/”