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Binance CEO「上場手数料は受け取らない。」
先週、仮想通貨研究家のChristopher Franko氏から、Binanceが顧客に対し400 BTC(約2億7000万円)の上場手数料を課しているという主張がありました。
同氏は、アドレスoyyq@binance.comのメールのスクリーンショットを引用。
そこには、彼のブロックチェーンプロジェクトである「Expanse」を上場するのに400 BTCの費用が掛かるという内容が記載されていました。
しかし、8月12日、BinanceのCEOであるChangpeng Zhao氏(以下:CZ氏)はこの主張に対し、
「たとえ400、いや、4000 BTCが支払われたとしても草コインを上場させることはありません。
ETH/NEO/XRP/EOS/XMR/LTCなどは無料で上場しています。
問題は、『Binanceの上場にいくらかかりますか?』でなければ『私のコインは十分ですか?』でもない。
料金ではなく、あなたのプロジェクトが問題なのです!
自身のプロジェクトに集中してください!」
と発言。
また、Franko氏が見せたメールがBinanceからのものでなく詐欺メールであり、プロジェクトオーナーであれば見抜けるはずだ、と付け加えました。
仲介業者による上場手数料の請求詐欺
今週の初めには、韓国のブロックチェーンプロジェクト運営者により、仲介業者が上場を保証するために2憶~5.5憶円相当が請求される、闇市場の事情が語られたばかりです。
BinanceをはじめOKExやHuobiなどの運営者らは、これは違法行為であり、上場手数料は受け付けていないと、きちんと主張しています。
海外大手取引所のこのような主張に対しメディア側は、仮想通貨市場からの高い需要を考慮すると、大規模な株式市場が新規資産を上場する前に手数料を請求しているように、取引所も高額な上場手数料を課すことが適切ではないかとしています。
しかし、CZ氏や他のブロックチェーン運営者らは依然として手数料を受け取るつもりはないようです。
参考サイト
”https://www.ccn.com/binance-argues-it-does-not-charge-400-bitcoin-for-listing-ceo-clarifies/”