<この記事(ページ)は 2分で読めます>
3月に入って、バイナンスのマーケットで不正操作がありました。
ビアコイン(viacoin)を買い上げて価格があがったところで即座にビットコインで出金しようとしたところを未然に防ぎましたが、バイナンスはこの犯人を追っています。
3月7日に起きたハッキング事件に関して、確たる情報と証拠で犯人逮捕までに至った最初の情報提供者には、25万ドル相当(BNBトークン)の報酬を掲げています。(情報はこちらまで、bounty@binance.com)
取引所は、KYCは義務ではないので、唯一の情報はe-mailアドレスとIPアドレスだけです。
バイナンスは、このようなハッカー行為は許されないと広く世の中に知らせて犯人捜しをすることで、見せしめになることを期待しています。
バイナンスでの今後のハッキング被害に対しての犯人捜しの報奨金は1000万ドルを用意しています。
同業者への同様の注意喚起に率先しており、参加を呼び掛けているようです。
多額の報奨金をかけて断固とした対抗姿勢をしめしているのは心強い姿勢でもありますが、取引所がこれだけの資金で潤っていることを示していることにもなるのではないかという感じもあります。
いずれにしても、バイナンスのこうした強い決意と姿勢は、はびこるハッカー行為にある程度有効かもしれません。
Binanceは取り扱い通貨ペアも、取引量も大きな取引所です。
こうした姿勢は、信頼性を増しそうです。
参考サイト:
https://news.bitcoin.com/binance-offers-10-million-hacker-bounty/
https://medium.com/binanceexchange/binance-hacker-bounty-58845d860afd