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バイナンスとコインベース、ベア相場にもかかわらず大量採用。仮想通貨市場の急速な成長の兆しか。

バイナンスとコインベース、ベア相場にもかかわらず大量雇用。仮想通貨市場の急速な成長の兆しか。

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バイナンスとコインベース、世界最大の取引所2社が規制強化や仮想通貨相場の低迷にもかかわらず、アジアとヨーロッパで人材の大量採用を推し進めています。

ヨーロッパとアジアで積極採用進める

バイナンスは、マルタの本部の人員を新たに50名募集しており、シンガポールでは、初めての仮想通貨と法定通貨の取引所開設のために新規採用を行なっているといいます。
バイナンスは現在、39カ国でオペレーション部門、コンプライアンス部門、顧客サービス部門に300名の人材を募集中で、従業員数はすぐに350人を超えると予想されます。

短期間で急速成長を遂げたバイナンス

過去数年間で、バイナンスは大きな成長を経験し、数百万人のユーザー数と1日当たり数十億円の取引高を誇るまでになりました。
バイナンスは今や、仮想通貨業界や金融業界だけにとどまらず、歴史上で最も急速に成長を遂げたスタートアップ企業と言われるまでになりました。
CEOのZhou氏は、バイナンスは一ヶ月以内に開始を控えたシンガポールでの取引所を始めとする、仮想通貨と法定通貨の取引所の持つポテンシャルとともに、エコシステムを成長させ続けると強調しました。
「我々の目下のゴールは、仮想通貨のためだけでなくブロックチェーン産業のためにエコシステムを成長させ続けることだ。」

ハーバードより厳しいバイナンスの採用基準

バイナンスの厳しいトークン承認基準と同様に、採用基準も厳しくなっているようです。
「バイナンスに入社するのは、ハーバード大やスタンフォード大に入るよりも難しいと思うよ。トークンの承認と同じように採用の確率も2~3%なんだ。」とZhou氏は付け加えました。
複雑で長いプロセスを要するトークンの承認業務は仮想通貨業界での経験と幅広い基準を元にプロジェクトを評価する能力が要求されるとのことです。
基準に合ったトークンを見極める集中力とユーザーの資産を守る責任感が求められる重労働であるとのことです。
バイナンスのビジョンは、引き続きハッキングや不正行為が起きないよう取引所を管理するインフラを改善し、進化させていくことだといいます。

仮想通貨業界への人材流入の傾向

コインベースは最近、新しいデータ部門の副社長として、LinkedInのアナリティクスとデータサイエンス部門の指導者であるMichael Li氏を迎えました。
金融セクターの重役や経験豊富なトレーダーが大量にそして急速に仮想通貨セクターに流れ込んでいます。

大手取引所が積極的に採用活動を進めているようです。
仮想通貨市場が急速に成長する前に、いち早く優秀な人材を確保したいという意識の表れであるように思えます。
思惑通りに市場が成長するかは誰にもわかりませんが、仮想通貨が将来新しい雇用を生むことは間違いなさそうです。

参考サイト:
”https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-09-20/crypto-exchange-binance-begins-hiring-spree-in-europe-asia”
”https://www.ccn.com/binance-coinbase-on-hiring-spree-despite-bear-market-sign-of-rapid-growth/”

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