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マルタといえば仮想通貨、ブロックチェーンフレンドリーな国で、この業界のスタートアップをいくつも受け入れています。
今回、マルタの証券取引所のデジタル資産機関であるMSX PLCはバイナンスと覚書(MoU)を交わし、証券トークン取引のデジタル取引所を開設します。
これにより、バイナンスはこの仮想通貨に友好的なマルタ島での操業を決めた格好です。
マルタ証券取引所(MSE)は、世界をリードする仮想通貨取引所とのパートナーシップを求める投資手段として、この7月にMSX PLC を立ち上げ、国内での共同事業を作りました。
当初はOKExと契約を交わし、OKMSXと名付けた企業グレードの証券トークン取引プラットフォームを開始しています。
マルタでの証券トークン取引は法令順守と適正評価で肯定的なインパクト
MSE会長のコメントでは、両者ともマルタが証券トークンの上場および取引に、十分法整備された実用的な枠組みを提供するものと考えており、世界の資本市場に大きな肯定的なインパクトを与えることを期待しているようです。
バイナンスとのコラボレーションでは、新しいプラットフォームは、「法令順守と顧客デューデリジェンス(適正評価)」におけるMSEの追跡記録と豊富な経験を活用することになります。
バイナンスCEOのZhao氏は、マルタでのブロックチェーンエコシステムを支える一員となることに胸を躍らせており、また、マルタは、アクティブでわかり易い仮想通貨法規制のお陰で、ブロックチェーンベースの企業の世界的ハブとなるだろうと述べています。
「このパートナーシップによってバイナンスとMSXは、証券トークンによってブロックチェーンテクノロジーの上に伝統的な金融資産を展開することが可能になります。マルタにさらなるイノベーションをもたらすことを、またここに私たちの存在を確立することを期待しています。」と付け加えました。
マルタはこれまでも仮想通貨業界に親密な政府ですが、実質的な法整備を整えるスピードも速く、7月には3つのブロックチェーン法案を可決して国のブロックチェーンセクターのための法的枠組みを築いています。
仮想通貨業界にとってその魅力を益々あげているマルタ島のニュースに目が離せません。
参考サイト:
“https://bitcoinmagazine.com/articles/malta-stock-exchange-and-binance-launch-tokens-platform/”
“https://bitcoinmagazine.com/articles/malta-stock-exchange-partners-okex-launch-security-tokens-platform/”