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アメリカ最大の仮想通貨取引所であるCoinbase (コインベース)が、
日本市場に進出することが、6月4日の同社のブログで発表されました。
Coinbase(コインベース)とは
Coinbaseは、アメリカ最大の仮想通貨取引所です。
同社は、企業価値が10億ドルを超える、いわゆる「ユニコーン企業」として知られており、
元々自社で運営していた仮想通貨取引所を独立させた「GDAX(ジーダックス)」を子会社として抱えています。
そのほか、仮想通貨の販売と決済機能の提供サービスも行っており、ユーザー数はアメリカを中心に2000万人にも上る、世界でも最大級の仮想通貨取引所です。
Coinbase(コインベース)と三菱UFJが提携、年内にも日本に進出か
Coinbaseは、2016年7月に、日本の三菱UFJフィナンシャル・グループから10億円以上の出資を受けており、
今回の日本進出に際しても、同グループがパートナー企業として支援をしていくと見られています。
また、日本支社のCEOとして、ロボアドバイザー「THEO(テオ)」の運営などを行う、株式会社お金のデザインのCOOを務めた北沢直氏を迎え入れています。
年内にも仮想通貨交換業者への登録を金融庁に申請しようとしているようです。
Coinbase(コインベース)の日本進出、金融庁の認可は大丈夫?
現在の日本の仮想通貨市場では、金融庁に認められた一部の仮想通貨(いわゆるホワイトリスト)以外の仮想通貨を取り扱うのは難しいと考えられていますが、
Coinbaseが取り扱っている仮想通貨は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインの4種であり、
全て既に金融庁に認められた仮想通貨であるため、この点は難なくクリアできるでしょう。
加えて、同社はセキュリティ面に強みを持っており、同社のホットウォレットから資金が盗まれた場合は全額補償される保険もあることから、
金融庁の認可を受けられる可能性は高いと言えそうです。
参考サイト
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31334860U8A600C1EE9000/