<この記事(ページ)は 3分で読めます>
10月23日の公式発表によると、ニューヨーク州規制当局は、Coinbase Custody Trust Company LLCがNY州内で仮想通貨カストディサービスを展開することを承認しました。
カストディサービスが認可された仮想通貨はBTC、ETHなど6種類のみ
ニューヨーク州金融サービス局(N.Y. Department of Financial Services)が認可したのは、コインベースの100%子会社であるCoinbase Custody Trust Company LLCが、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、リップル(XRP)やライトコイン(LTC)などの6種の仮想通貨カストディサービスに限って提供することのようです。
Coinbase Cusotmyは晴れて仮想通貨適正カストディアンとなる
コインベース社長兼COOのAsiff Hirji氏はこの承認について、ニューヨークDFSは2014年以来ずっと仮想通貨業界の信頼できる成長をサポートする非常に強い味方だったことを述べています。
このニューヨーク州限定目的信託の設立認可は、晴れて、Coinbase Custodyを仮想通貨適正カストディアンとして振る舞わせることを可能にするものだと意気揚々です。
コインベースの仮想通貨ファイナンシャルサービスは順風満帆
Coinbaseはこの7月にCoinbase Custodyというカストディサービスを開始していました。
機関顧客にフォーカスしてデジタル通貨の多額保管を最適化するサービスです。
聞くところによれば、この製品は、「暗号資産のオンチェーン分離」、「オフライン・マルチシグ地理的分散トランザクション保護」、「堅牢なコールドストレージ監査および報告」など様々なセキュリティ対策が取られているといいます。
Coinbase Custodyは、SEC登録ブローカー・ディーラーやFINRA会員電子取引清算(ETC)も利用します。
8月にコインベースはカストディアンサービスに新しく40種のアセットを追加する予定だと発表しましたが、今回認められた6種以外の問題になっている暗号資産はストレージのみ追加が可能でCoinbaseは現在取引アセットとして考慮していないようです。
また、ニューヨークでの社員を250人から500人に倍増することも発表していました。
コインベースは強固な後ろ盾を得て、順風満帆で仮想通貨ファイナンシャルサービスの世界へと漕ぎだしています。
参考サイト:
”https://cointelegraph.com/news/coinbase-gets-approval-to-offer-crypto-custody-services-in-the-state-of-new-york”
“https://ethereumworldnews.com/coinbase-offer-xrp-custodial-services-coinbase-list-xrp/”