<この記事(ページ)は 3分で読めます>
UberやAmazonなど大手小売店で仮想通貨決済が可能に
仮想通貨取引所大手のCoinbaseが新たなパートナー契約を結びました。
ロンドンに拠点を置くフィンテックスタートアップのWeGiftと組み、ヨーロッパとオーストラリアの顧客がNikeやUberなどを含む大手の小売サービスで仮想通貨決済を可能にしました。
具体的には、ASOS、Uber、チケットマスター、Amazon、Tesco、Google PlayやNikeなど120以上もの様々なタイプのギフトカードを仮想通貨で購入できます。
WeGiftのウェブサイトでの説明によると、Coinbaseのアカウントから仮想通貨をギフトカードに変換すると平均5%のボーナスに加えて手数料はゼロ、とあります。
「e-giftカードを購入するとCoinbaseからの引き出し手数料が無料になるほか、厳選されたギフトにボーナスもついてきます。
e-giftカードが開始されることで、仮想通貨の残高を利用する選択肢が生まれ、それが具体的な物や体験を買う価値を実現します。」と、Coinbase UKのCEOは発表し、ユーザーに手持ちの仮想通貨が実際の商品やサービスに使えることを実現させるメリットを強調しました。
今後もさらにサービスを拡大
サービス開始時は、オーストラリア、イギリス、スペイン、フランス、イタリアやオランダでしか利用できませんが、32か国に拠点をおくCoinbaseは今後3か月でさらにマーケット拡大に乗り出す見込みです。
今回のサービス開始は、イギリスの金融規制当局FCAにより電子マネー(e-money)ライセンスを与えられたことによるもので、EU23か国とイギリスでe-moneyを現金に変わるものとして利用できるように認めているのです。
Coinbaseの最近の目立った拡大では6月に発表された日本への進出予定も挙げられます。
投機目的の利用が目立つ仮想通貨市場で、日常的に通貨として利用できるようになる日が近づきそうです。
参考サイト
“https://www.ccn.com/coinbase-enables-cryptocurrency-gift-cards-in-europe-and-australia/“
“https://cryptodaily.co.uk/2018/07/new-coinbase-announcement-means-europeans-can-now-pay-for-uber-rides-with-bitcoin/https://wegift.io/coinbase/“