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GMOコインはGMOインターネット株式会社が設立した仮想通貨販売所です。
2017年5月にサービスを開始し、利用者を増やしています。
GMOコインは現物取引だけでなくレバレッジ取引にも対応しています。
みなさんの中にもGMOコインでレバレッジ取引したいと考える方がいるでしょう。
ここではGMOコインにおけるレバレッジ取引についての疑問や要望に徹底的にお答えします。
そもそも、仮想通貨のレバレッジ取引とは?
レバレッジは英語で「てこ」の意味です。
レバレッジ取引とは、元の所持金(証拠金)にてこを入れて(レバレッジ倍率をかけて)実際の所持金より大きな額のお金を取引することです。
GMOコインではレバレッジ取引のことを「仮想通貨FX」と称してサービスを展開しています。
GMOコインでアルトコインのレバレッジ取引をしよう
GMOコインではアルトコインのレバレッジ取引ができます。
現在、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)の各通貨と日本円の取引においてレバレッジ取引が可能です。
GMOコインのレバレッジは何倍?変更できる?できない?
GMOコインのレバレッジは4倍です。(2020年3月6日現在)
GMOコインのレバレッジ取引のロスカットについて教えて!
GMOコインでは追加証拠金制度はなく、ロスカットのみあります。
ロスカットとは含み損が大きくなりすぎた場合に自動的に行われる強制決済のことです。
未約定の全注文をキャンセルし、全建玉の反対売買が行われます。
GMOコインの場合、最初に入れた証拠金の維持率が75%を切った時に強制的にロスカットが適用されます。
GMOコインのレバレッジ手数料は?
GMOコインのレバレッジ手数料は0.04%/日です。(2019年3月1日現在)
GMOコインではニューヨーククローズをまたいで建玉を保有した場合、取引日の終値から計算した評価金額に対し、建玉ごとに0.04%/日の手数料を徴収されます。
つまり、ニューヨーク市場が閉まった後で閉まる前に購入した建玉を保有していた場合、その保有数に応じて手数料が徴収されるのです。
GMOコインのレバレッジ取引に規制ってある?
GMOコインでは一時期頻繁に売買規制がかかっていました。
これはGMOコインが販売所であるためということが考えられます。
GMOコインでは顧客は顧客同士取引するのではなくGMOコインが売買を行っているため、GMOコインの保有仮想通貨が足りなくなってしまうことがあるのです。
加えて利益が大きすぎた場合、GMOコインの自動売買プログラムアラートが発動し、そのアカウントの取引を停止することがあります。
これは自動売買プログラムの導入を規制するものです(GMOコインの規約で禁止されています)。
売買規制は今後減少していくと思われますが今後発生する可能性はゼロではありません。
取引の際は予期せぬ規制に注意しましょう。
GMOコインのレバレッジ取引について他の大手取引所と徹底比較してみた
GMOコインのレバレッジ取引について他の大手仮想通貨取引所と比較してみました。
アルトコインの レバレッジ取引 |
レバレッジ倍率 | 追加証拠金制度 | ロスカット率 | 取引手数料 | レバレッジ手数料 | |
GMOコイン | あり | 4倍 | なし | 75% | なし | 0.04%/日 |
bitFlyer | なし | ~15倍 | あり(80%) | 50% | なし | 0.04%/日 |
DMM bitcoin | あり | 4倍 | なし | 80% | なし | 0.04%/日 |
bitbank Trade
(2019年3月でサービス終了予定) |
なし | ~20倍 | なし | 20% | 新規:0.01% キャピタルゲインフィー:0.2% |
なし |
BIT point | レバレッジ取引:なし ビットポイントFX取引:あり |
レバレッジ取引:4倍 ビットポイントFX取引:4倍 |
あり | レバレッジ取引:100% ビットポイントFX取引:100% |
レバレッジ取引:なし ビットポイントFX取引:なし |
レバレッジ取引:0.035% ビットポイントFX取引:0.035%/日 |
※2019年3月1日時点
取引手数料や倍率など取引所によってさまざまですが、GMOコインは比較的保守的な姿勢をとっているということがわかりますね。
GMOコインのレバレッジ取引に関してまとめ
GMOコインのレバレッジ取引は比較的保守的な姿勢をとっていることに加え、制度などが大きく変化するということがあります。
これはGMOコインが非常に慎重派であり、まだ発展途中であるためでしょう。
GMOコインは大手インターネット会社が立ち上げた仮想通貨販売所です。安心安全な取引をしたい方はメイン、またはサブの取引口座として保有しておくことがおすすめです。