サイトアイコン CRIPCY

テックビューロ、11月22日にZaif事業を譲渡。既存ユーザーは承認作業が必要

テックビューロ11月22日にZaif事業を譲渡。既存ユーザーは承認作業が必要

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

テックビューロは19日に開催した臨時株主総会でフィスコ仮想通貨取引所に対する事業譲渡を承認したことを発表しました。
これによって、テックビューロが運営するZaifの事業は11月22日付でフィスコ仮想通貨取引所へ譲渡されることになりました。

フィスコ仮想通貨取引所がサービスを引き継ぐ

10月10日に発表された事業譲渡契約の内容に基づいてZaifの全てのサービスはフィスコによって提供されることになります。
テックビューロは、事業譲渡手続きが終了した後、仮想通貨交換業の登録を廃止し解散手続きを行う予定としています。

サービス継続のためには、10月22日から11月21日までにログイン画面から承認が必要

Zaifの既存ユーザーは、運営会社変更後も継続してサービスを利用するためには、テックビューロとのユーザー契約及び両者間の権利義務をフィスコ仮想通貨取引所へ引き継ぐことの承認が必要とされます。
承認の作業は10月22日から11月21日までの約1ヶ月間とされ、既存ユーザーがZaifへログインすると自動的に表示される画面から、承認作業ができるようになっているとのことです。
この手続きを完了したユーザーは、Zaifの口座で保有する仮想通貨の権利だけでなく、ハッキングにより盗難被害に遭った仮想通貨の返還を求める権利についてもフィスコ仮想通貨取引所に継承されることになります。

承認しない場合はサービス継続、債務請求が困難に

承認しない場合は、Zaif事業に関連する債務や契約関係はテックビューロとの間で残存することになりますが、その場合はこれまで同様のサービスを受けられない可能性が高く、テックビューロに返還請求を行ったとしても対応できない可能性があると説明しています。

流出したコインの返還方法

Zaifから流出したビットコインとビットコインキャッシュについては現物返還される予定です。
モナコインに関しては39.7%は現物、60.3%は日本円での金銭返還になるとのことです。

テックビューロの事業がフィスコ仮想通貨取引所譲渡へ譲渡されることが株主総会で正式に決定しました。
既存ユーザーは1ヶ月以内にサービス継続の承認が必要です。
早めに手続きを行いましょう。

参考サイト:
“https://corp.zaif.jp/info/10352/”
“https://jp.cointelegraph.com/news/techbureaus-extraordinary-meeting-of-shareholders-approvaled-transfer-of-business”

モバイルバージョンを終了