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仮想通貨交換業者のテックビューロが運営するZaifで9月、約70億円相当の仮想通貨がハッキングによって不正流出した事件で、犯人が送金の際に接続したインターネットの発信元IPアドレスの特定に、ネット上の有志ホワイトハッカーらのグループが成功したとのことです。
IPアドレスは犯人特定につながる重要な手がかり
IPアドレスは偽装や匿名化はされておらず、犯人特定につながる需要な手がかりとみられ、金融庁と警察当局に提供されたとのことです。
アドレスの特定に成功したのはセキュリティ専門家の杉浦隆幸氏とIT企業ジャパン・デジタル・デザインのCTO楠正憲氏、大学生らの計6人とのホワイトハッカーとのことです。
送金ネットワークに「罠」を仕掛け、逆探知に成功
ホワイトハッカーらは、仮想通貨の送金を担うネットワークに罠を仕掛け、犯人がZaifから盗んだ通貨を再び送金するための窓口となるコンピューターに接続した複数のIPアドレスを逆探知することに成功したと言います。
欧州のサーバー貸出業者のIPアドレスを利用
アドレスは欧州にある2つのサーバー貸出業者のもので、警察当局が照会すれば契約者が開示される可能性が高いとのことです。
参考サイト:
”https://www.asahi.com/articles/ASLC54FHZLC5ULZU00D.html”
”https://jp.cointelegraph.com/news/japanese-security-company-tracked-stoled-cryptocurrency-from-zaif-exchange”