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香港を拠点とする仮想通貨取引所Huobiがオーストラリアでの新たなプラットフォーム開設を発表しました。
コインマーケットキャップによると、フォビは世界第4位の取引所であり、一日当たりの取引額は1億1300万円にのぼります。
オーストラリア現地時間の7月5日木曜日午前10時から取引を開始しました。
ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、イーサリアムクラシック、ビットコインキャッシュを含む10種類の仮想通貨と豪ドルとのペア取引を提供します。
フォビはホームページでは「フォビ・オーストラリアは今後さらに多くの通貨ペアの取引をユーザーに提供していく」と発表しており、先週、ロンドンオフィスの開設と欧州市場での事業展開計画を明らかにし、積極的な海外展開を推し進めています。
背景に世界基準で仮想通貨投資家を獲得しようとする大手取引所間での競争
現在世界トップの取引所であるバイナンスはマルタに拠点を移し、欧州圏のユーザーの取り込みを強化しています。
また、米大手取引所のコインベースも同様に日本でのサービス開始を発表しています。
オーストラリアは日本と同様に仮想通貨事業者には厳しい規制を課しているにもかかわらず、積極的な事業展開を推進しています。
また、フォビの投資子会社であるフォビ・キャピタルなどを通じて現地のブロックチェーンプロジェクトへの投資も計画していることが、現地メディアのファインダーによって報じられました。
フォビ・オーストラリアのCEOである、Adrian Hurisson氏は
「オーストラリアの仮想通トレーダーは知識が豊富で洗練されている。市場を安定的に成長させたいと考えている管理当局の考えと一致している」
と、述べています。
海外進出がますます活発化する流れの中で、いかにその国の規制に乗っ取り、ユーザーのニーズに合った安全な取引を提供できるかが、今後の取引所の生き残りの鍵になっていくのではないでしょうか。
参考サイト
“https://cointelegraph.com/news/huobi-launches-australian-exchange-ahead-of-blockchain-investment-plans”