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香港を拠点とする仮想通貨取引所のOKexが10月31日のハロウィーンの日に30ペア以上のトークンの上場を廃止すると発表しました。
OKexはこの決定について、より堅牢な取引環境構築のためとしています。
仮想通貨相場の低迷を受けて、時価総額の高くないアルトコインの整理を始めたと見られています。
ベストな取引環境構築のための一掃
OKexのAndy Cheung氏は次のように語っています。
「上場廃止されたら全て終わりではない。いいパフォーマンスを維持することが成功への鍵なのだ。」
「ハウスキーピングは必要だ。我々はプロジェクト発展のためにエコシステムを強化し、ユーザーのために、最良のトレーディング環境を作る責任がある。」
「ブロックチェーンのプロジェクトがごった返している状況だ。中には我々の期待を下回るプロジェクトがあることも事実である。だからこれらの問題に対してなんらかの措置を取らなければならなかった。」
今後はプロジェクトを厳しく精査
OKexはデイリートレードの取引高では、バイナンスに次ぐ世界2位の規模を誇る仮想通貨プラットフォームです。
直近24時間で4700万ドル相当のコインが取引されています。
現在は400を超えるトークンとインデックストラッカーを含む先物取引ペアを取り扱っています
今年の仮想通貨相場は多くのアルトコインを崩壊の淵に追い詰めました。
流動性や取引高が低いトークンペアだけでなく、トークンそのものを上場廃止するとのことです。
上場されている全てのプロジェクトを厳しく監視し、必要に応じて低水準のプロジェクトを廃止していくとのことです。
廃止されるトークンは、BTCとETHまたはUSDTとペアのnaga、prochain、ipchain、maggie、 travelなどです。
Realchain、commerceblock、 encrypgen、viuly、 monetha、aventus、change などその他も廃止されます。
仮想通貨相場の低迷によりアルトコインを廃止する取引所が相次いでいます。
今月、バイナンスも4つ仮想通貨の取扱停止を発表しました。
トークンの生き残りには、プロジェクトの内容や質、パフォーマンスなどの厳しい基準をクリアすることが不可欠になりつつあるようです。
参考サイト:
”https://support.okex.com/hc/en-us/articles/360018396732-Delisting-of-Trading-Pairs”
”https://news.bitcoin.com/okex-cryptocurrency-exchange-to-delist-42-trading-pairs/”