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香港を拠点とする仮想通貨取引所のOKExが、米ドルに連動するステーブルコイン4種類の取り扱いを新たに追加すると発表しました。
取り扱いを開始する仮想通貨は、TrustTokenのTrueUSD (TUSD)、CircleのUSDCoin (USDC)、ウィンクルボス兄弟の取引所ジェミニのGemini Dollar (GUSD) 、PaxosのPaxos Standard Token (PAX)の4種類です。
テザーに取って代わるステーブルコインとなるか
コインマーケットキャップによると、OKExは世界でビットコインの取引高世界5位を誇り、テザーステーブルコインの取引高は世界3位とのことです。
OKExのステーブルコイン追加のニュースは、これまでUSドル連動のステーブルコインの代名詞としてテザーが独占していた地位を一蹴し、話題を独占しました。
USドルに紐づけられたステーブルコインは、USドルに換金する手間がなく迅速な資産の移動が可能なため、広くトレーダーに利用されていますが、ここ数ヶ月はテザーの開発元であるTether LLCと関連会社の取引所Bitfinexが、ステーブルコインを裏付ける量のUSドルを実際に保しているかどうかについての疑惑が浮上し、資産管理の透明性を問われる状況に直面していました。
中にはテザーをすでに上場リストから除外した取引所もあるため、新たなステーブルコインの上場には期待が寄せられています。
OKExは、新たな4種類のステーブルコインの取り扱いを現地時間の15日17時から始めるとのことです。仮想通貨取引所FCoinも、同様に同じステーブルコインの取り扱いを開始する予定とのことです。
透明性の高い資産管理が実現できるか
USドルに紐づいたステーブルコイン4種類が世界5位の大手取引所に上場することは、仮想通貨市場にも大きな影響を与えます。疑惑の多かったテザーを反面教師にして、透明性の高い資産管理を実践できるかどうかに多くの期待が寄せられます。
CRIPCYでは、今回OKExで上場が決まった4つのステーブルコインの特徴、取り扱いのある取引所、独自評価によるランキングを別紙レポートにまとめています。CRIPCYのLINE@に友達追加するだけで、簡単にダウンロードできます。
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参考サイト:
”https://www.coindesk.com/crypto-exchange-okex-lists-4-new-stablecoins/”
”https://support.okex.com/hc/en-us/articles/360018227491-TrueUSD-TUSD-USD-Coin-USDC-Gemini-Dollar-GUSD-and-Paxos-Standard-Token-PAX-Now-Available”