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SBIグループがデンマークの仮想通貨企業とウォレット共同開発

ソニー、ICカードを利用した仮想通貨ウェアウォレット技術を開発

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SBIグループとデンマークの仮想通貨企業Sepior Apsは、パートナーシップを組み、オンラインウォレットの共同開発を進めると発表しました。
共同開発するウォレットは、SBIが運営するSBIバーチャル・カレンシーズVCTRADEで活用されるとのことです。

ハッキングの大部分は秘密鍵のセキュリティの問題

2014年から世界中で起きたハッキング被害で失われた仮想通貨の総額は160億ドルにものぼると言います。
これらの被害の原因の多くは、秘密鍵のセキュリティに関係するものであるとされています。
SBIグループは昨今のハッキングによる流出被害に対する対策を強化するために、新しいセキュリティ技術を構築しようとしているとのことです。

Sepior社とは?

Sepior社は2014年に創業し、”Threshold-Sig Wallet”技術の特許を持つリーディング企業であり、しきい値暗号技術(Threshold-Sig)を用いてオンラインでの金融取引や、資産保護サービスなど、様々なデータ保護において高レベルのウォレットセキュリティを提供しています。
今回、SBIとライセンス契約を締結し、オンラインコンテンツとトランザクションを保護する独自ウォレットの開発を進めるとのことです。

”Threshold-Sig Wallet”技術とは?

Sepior社の”Threshold-Sig Wallet”技術”は、複数の関係者が関わるトランザクションの署名をより迅速に行うことができ、秘密鍵を常に所有する必要がなくなるためサイバー攻撃による秘密鍵盗難を実質的に不可能にするということです。

SBIグループが、高度化するハッキングの手口への対策として、さらなるセキュリティ強化に向けて動き出しました。
今後取引所各社も、サービスの万全な安全性を追求することが必要とされています。

参考サイト:
“https://sepior.com/press-release-sbi-october-22-2018”
“http://www.sbigroup.co.jp/news/2018/0314_11022.html#menu”
“https://jp.cointelegraph.com/news/financial-giant-sbi-group-to-develop-wallet-following-new-partnership”

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