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SEC委員長クレイトン氏は、イーサリアムと、同様の仮想通貨は、米法律の下では証券ではないと述べている、と非営利の仮想通貨研究組織Coin Centerが3月12日に報じています。
SEC委員長、イーサリアムは証券として規制されないと見解
クレイトン氏によって書かれた書簡を引用すると、SECスタッフがイーサリアムは米法律のもとには証券ではないと理解している、とCoin Center が報じています。
去年9月、Coin Centerは米議会下院議員テッド ・バッド氏とともに、共同署名の書簡を送付しました。その中で、クレイトン氏がウィリアム・ヒンマン氏のイーサリアムへの取り組みに同意したかどうかを尋ねました。ヒンマン氏はSECのコーポレートファイナンス担当ディレクターです。ヒンマン氏は、6月に行なったスピーチの中で、イーサリアムが証券として規制されることはないと述べていました。
デジタル資産の証券としての定義は“静的ではない”ため、時間の経過とともに変化する可能性があることに同意すると、クレイトン氏の返事で述べました。
クレイトン氏はヒンマン氏の2018年6月のスピーチでもデジタルトークンに関するステートメントに同意するかどうか聞かれている、と述べており、彼は以下のように答えました。
「私はもしも例えば購入者が、ある人物やグループに対して、本質的な経営努力や起業家努力を発揮することを合理的に期待できない場合、ヒンマン氏のデジタル通貨取引がもはや投資の契約を表すことはないとの説明に賛成します。」
去年の終わりにクレイトン氏はまたICOが効果的で証券法に従わなければならない、と述べました。最近にはSECの委員Hester M Peirce氏が可能であれば仮想通貨マーケットの自己規制を支持すると主張しました。
参考サイト:
”https://cointelegraph.com/news/us-sec-chairman-jay-clayton-confirms-eth-is-not-a-security”
”https://news.bitcoin.com/sec-chairman-confirms-cryptocurrencies-like-ethereum-are-not-securities/”